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  <title>神戸下町の花屋</title>
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  <description>戦後間もない昭和23年創業、よそ行きの花、特別な時の花ではなく、お家で日常的に楽しんでいただける花、毎日神棚や仏壇にお供えする花を得意としております。
種類は多くありませんが、新鮮で長持ち、しかも納得価格です。
三代目とその妻の、花絡みのボヤキをどうぞ…</description>
  <lastBuildDate>Sat, 30 Dec 2017 17:00:47 GMT</lastBuildDate>
  <language>ja</language>
  <copyright>© Ninja Tools Inc.</copyright>
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    <title>最後の花屋でない花屋の最後</title>
    <description>
    <![CDATA[突然ですが、当店は２０１７年１２月３１日をもちまして完全閉店いたします。<br />
創業以来およそ７０年、三代目になってから３１年、ついでに私が携わってから１８年、スタッフ一同頑張ってまいりましたが、切り花のニーズがどんどん減っていくという時代の流れには逆らえず、遂に決断するに至りました。<br />
<br />
実は、生前の二代目が私達夫婦に「店やめてどっか働きに行った方がええんちゃうか」と勧めるほど難しい状況は数年前から続いておりました。<br />
しかし、その二代目が超絶要介護状態になってからは、重い経営難ではありますが軽いフットワークの自営業のお陰で想定外の事件に柔軟に対応できたので、花屋でよかった、何とか悔いを残さず見送れたと思っています。<br />
そして、今年の春の彼岸が終わった頃、いよいよ先が見えないことを確信せざるを得なくなったという次第です。<br />
<br />
世の中から花屋がなくなることはないだろうが、例えば最後の花屋になったとして、何を得るのか、何を失うのか、何が残るのか&hellip;<br />
達成感だけで生きていけるほど、人生甘くはありません。<br />
<br />
さて、次は何をしようかなー。<br />
前途洋々、今、私達はとても清々しい気分です。<br />
<br />

<div><span style="font-size: x-large;">長い間、有難うございました。</span></div>
<br />
<a target="_blank" href="//higuchiseikaten.gjpw.net/File/ichiba.jpg" title=""><img src="//higuchiseikaten.gjpw.net/Img/1514651158/" alt="" /></a>当店謹製特大注連飾り（藁のゴンボは国産外注^^;）<br />
よいお年を！]]>
    </description>
    <category>花</category>
    <link>https://higuchiseikaten.gjpw.net/%E8%8A%B1/%E6%9C%80%E5%BE%8C%E3%81%AE%E8%8A%B1%E5%B1%8B%E3%81%A7%E3%81%AA%E3%81%84%E8%8A%B1%E5%B1%8B%E3%81%AE%E6%9C%80%E5%BE%8C</link>
    <pubDate>Sat, 30 Dec 2017 17:00:47 GMT</pubDate>
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  </item>
    <item>
    <title>税の使い道</title>
    <description>
    <![CDATA[<div><a target="_blank" href="//higuchiseikaten.gjpw.net/File/samba01.jpg" title=""><img src="//higuchiseikaten.gjpw.net/Img/1511687308/" alt="" /></a> <br />
こちら、１０月末に仕入れて１１月初めに撮影したサンバマムという菊です。<br />
久々の入荷でした。<br />
<br />
<a target="_blank" href="//higuchiseikaten.gjpw.net/File/samba02.jpg" title=""><img src="//higuchiseikaten.gjpw.net/Img/1511687316/" alt="" /><br />
</a>そして、本日の時点でこんな感じ。<br />
同じ個体ではないけれど同じ日に同じ箱に入れられて淡路島からやってきた仲間です。<br />
何となーく疲れていて、オレンジ色の方は花弁が数枚傷んでしまって切り取ったものもありますが、茎はまだ腐ってもおらず、この調子だと後数日はそのまま生けておけるレベル。<br />
丸１か月は持ったことになります＼(@o@)／<br />
<br />
それなのに、それなのに&hellip;<br />
産地が今のところ淡路島限定で希少といえば希少だしこんなに強くて素敵なのに、セリでは正直あまり高値が付かない、つまりどこの花屋さんでもあまり売れないそうです。<br />
どうして？<br />
うーん、菊は菊でも仏事だけではなく慶事にも使える華やかな菊、として開発されたのに、やはり「菊」イコール仏事用と見られ、更にそれにしては奇抜過ぎる、と思われるのでしょうか。<br />
何と「菊」に対する固定観念が蔓延しているのは当店界隈だけではなかったのか？！<br />
<br />
２０１６年１月のブログにある通り、サンバマムは「仏花としてのキクのイメージを払拭する、大輪で華やかな洋花風のキク」を目標として兵庫県立農林水産技術総合センターと兵庫県花卉協会が共同で平成17年より開発を進め、平成23年3月に農林水産省に品種登録申請したひょうごのオリジナルギクです。<br />
町おこしなどのためにそのようにして農作物の新品種が作られることはよくありますが、開発に県立の機関が関わっているということは、税金が使われているということです。<br />
売れなければ、税金が無駄になるということです。<br />
開発の苦労も空しく、作る人がいなくなってしまったら大変もったいない。<br />
そうならないように、微力ながらサンバマムのプロフィールや花持ちの良さを切々と訴えて、実際にお買い上げになったお客様からは後日「強いねー」と好評をいただきました^^<br />
（当店では、花の美しさより強さを重視するお客様が大多数でして^^;）<br />
<br />
サンバマム、もしどこかで見かけたら思い出してください。<br />
決して兵庫県民、もしかしたら全国民とも無関係な花ではないということを。</div>]]>
    </description>
    <category>花</category>
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    <pubDate>Sun, 26 Nov 2017 09:23:01 GMT</pubDate>
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    <item>
    <title>仙人になりたい</title>
    <description>
    <![CDATA[<div>先週末、当店のある灘中央市場恒例の人気イベント『紙皿食堂』が開催されました。<br />
希望者に紙皿が配布され、各自それを持って市場を巡り、いろんなお店で百～数百円で売られているお惣菜を好きなだけ盛り付け、イートインスペースで食べる、というものです。<br />
この日に限っては、精肉店、鮮魚店、青果店などいつもはその場で食べられるものは出していないお店も、美味しそうな自家製のおかずを並べています。<br />
<br />
３年前から年３回、２月５月１０月各月のいずれかの土日にやっておりますが、地元の新聞で紹介されたりするので結構知名度も上がってきて、最近では普段市場で買い物をしない人や海外からの留学生なども訪れるようになり、集客という点では成功していると言えるでしょう。<br />
但し、それは食品を提供できるお店だけの話であって、残念ながら集客力アップイコール市場全体の売り上げアップではない。<br />
将来的には人が人を呼び店を呼び、好循環で大昔の賑わいを取り戻せたら&hellip;<br />
<br />
市場の役員である三代目は、今のところ自分の店には全くもって無関係のこのイベントのために、毎回打ち合わせだ準備だ現場だ後片付けだと忙しくしていますが^^;<br />
<br />
今回は特に台風の真っ只中で、一体どれぐらいの人が来てくれるのかと思っていたら、意外にも天気のいい日とあまり変わらないほど盛況だったようです。<br />
三代目がイベント会場に掛かりっきりだったため、私は土砂降りで数時間に２、３人しか来ない花屋の店番をしながらつらつら考えていました。<br />
<br />
やっぱり人は食べることには積極的なんやなー。<br />
そりゃ食べるって生きるためには一番大事やもんなー。<br />
災害の時の避難所でも、まず食糧が足りてる足りてないが問題になるもんなー。<br />
取り分の多い少ないで喧嘩も起こるっていうしなー。<br />
お腹が空くと怒りっぽくなるよなー。<br />
みんなお腹が空かなかったらいいのになー。<br />
食べなくても生きられたらいいのになー。<br />
そしたら世の中平和やのになー。<br />
究極のサバイバルやなー。<br />
実際、食は命に直結する。<br />
そんな大切なことが大切でなくなれば、人はもっと解放されもっと自由にもっと柔軟にもっと末永く生きられるのではないか。<br />
霞を食べて生きているという仙人は、かくして仙人になったのではないか、と。</div>]]>
    </description>
    <category>花</category>
    <link>https://higuchiseikaten.gjpw.net/%E8%8A%B1/%E4%BB%99%E4%BA%BA%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8A%E3%81%9F%E3%81%84</link>
    <pubDate>Fri, 27 Oct 2017 12:21:10 GMT</pubDate>
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  </item>
    <item>
    <title>遅れて来た肉食系</title>
    <description>
    <![CDATA[<div>鉢植えのキュウリの勢いが衰え、実を付けても育たなくなりました。<br />
そして、その頃になるとアブラムシがどこからともなく大勢押し寄せてキュウリの葉や茎に居座り汁を吸ってくれるもんで、ますますキュウリも終わりやなぁと思っていたところ、あちこちにいろんな姿の虫たちが&hellip;<br />
黒くて丸くてツルピカの小さな虫、黒地にオレンジ色の模様のトゲトゲした６本足の細長い虫、似たような容姿でサイズ違いの虫。<br />
これらは全てナミテントウでした。<br />
アブラムシが出す甘い排泄物目当てにやってきたアリたちとの間に不穏な空気が流れる〔注〕こともあるけど、幼虫から成虫まで、随分と賑やかに繁殖してアブラムシを食べています。<br />
遅い！もうちょっと早く来てくれたらキュウリの寿命が延びたかもしれないのに。<br />
<br />
でも折角なのでテントウムシを観察してみましょう。<br />
餌となる生きたアブラムシの大量確保が難しいのでアゲハチョウの時のように壮大な観察日記とはいきませんが、取り敢えずキュウリの蔓にしがみついた蛹を連れてきました。<br />
<br />
テントウムシは、卵&rarr;幼虫（１齢～４齢）&rarr;前蛹&rarr;蛹&rarr;成虫、と変化します。<br />
<a target="_blank" href="//higuchiseikaten.gjpw.net/File/namitentou01.jpg" title=""><img src="//higuchiseikaten.gjpw.net/Img/1506402806/" alt="" /></a> 羽化の近い蛹。上が頭です。黒い目が透けて見えます。<br />
<a target="_blank" href="//higuchiseikaten.gjpw.net/File/namitentou02.jpg" title=""><img src="//higuchiseikaten.gjpw.net/Img/1506402819/" alt="" /></a>&nbsp;４時間半後、出た！短い脚を踏ん張り苦労しながらじわじわ出ました。最初は皆こんなきれいな黄色です。<br />
<a target="_blank" href="//higuchiseikaten.gjpw.net/File/namitentou03.jpg" title=""><img src="//higuchiseikaten.gjpw.net/Img/1506402830/" alt="" /></a>&nbsp;すぐに蔓の上を行ったり来たり。何かを探しているようです。<br />
<a target="_blank" href="//higuchiseikaten.gjpw.net/File/namitentou04.jpg" title=""><img src="//higuchiseikaten.gjpw.net/Img/1506402835/" alt="" /></a>&nbsp;登場して２０分、お尻の方から何か出てきました。<br />
<a target="_blank" href="//higuchiseikaten.gjpw.net/File/namitentou05.jpg" title=""><img src="//higuchiseikaten.gjpw.net/Img/1506402840/" alt="" /></a>&nbsp;羽ですね。厳密には下翅（かし）といいます。表面の硬い羽が上翅（じょうし）です。<br />
<a target="_blank" href="//higuchiseikaten.gjpw.net/File/namitentou06.jpg" title=""><img src="//higuchiseikaten.gjpw.net/Img/1506402844/" alt="" /></a>&nbsp;１５分ぐらいこうして羽を乾かし、何事もなかったかのようにすーっと片付けました。羽化直後動き回っていたのは、安全に羽を伸ばせる場所を探すためだったのですね^^<br />
<a target="_blank" href="//higuchiseikaten.gjpw.net/File/namitentou07.jpg" title=""><img src="//higuchiseikaten.gjpw.net/Img/1506402849/" alt="" /></a>&nbsp;ぱっつん前髪のなかなかカワイイ顔です。<br />
<a target="_blank" href="//higuchiseikaten.gjpw.net/File/namitentou08.jpg" title=""><img src="//higuchiseikaten.gjpw.net/Img/1506402855/" alt="" /></a>&nbsp;なんか黒ずんできたぞ。<br />
<a target="_blank" href="//higuchiseikaten.gjpw.net/File/namitentou09.jpg" title=""><img src="//higuchiseikaten.gjpw.net/Img/1506402858/" alt="" /></a>&nbsp;どんな模様になるのかな？<br />
<a target="_blank" href="//higuchiseikaten.gjpw.net/File/namitentou10.jpg" title=""><img src="//higuchiseikaten.gjpw.net/Img/1506402865/" alt="" /></a>&nbsp;羽化の約１２時間後。何てシックな^^;　後ろの方に左右対称に目立たない暗い赤の紋があります。</div>
<div>この後、食事に困らないキュウリの葉に逃がしてやりました。<br />
<br />
ナミテントウやナナホシテントウなど肉食系のテントウムシは、植物にとって厄介な害虫であるアブラムシを大量に食べるため、益虫として大切にされてきました。<br />
ナミテントウの幼虫をパックにした生物農薬もあるほどです。<br />
柑橘類を育てる農家から見れば明らかに迷惑なアゲハチョウの幼虫に寄生するハチに憤慨しながら、テントウムシを愛でる。<br />
もう、訳わかりません＼(^o^)／<br />
<br />
ところで、そうこうするうちにあっさり秋の彼岸が終わってしまいました。<br />
今回は、売り上げは去年の７割ぐらいでしたが仕入れが安かったため、利益の落ち込みは思ったより少なくて済みました。<br />
いや、落ち込んだことには変わりはないのですがね(-"-)<br />
<br />
〔注〕アリは、アブラムシから甘い汁をもらう代わりにアブラムシの天敵であるテントウムシを追い払うそうです。<br />
実際に戦っている場面に遭遇したことはないなぁ。</div>]]>
    </description>
    <category>花</category>
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    <pubDate>Tue, 26 Sep 2017 14:57:48 GMT</pubDate>
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  </item>
    <item>
    <title>波があるならまだしも</title>
    <description>
    <![CDATA[<div>花屋の一大イベントであるお盆商戦が終わりました。<br />
今年の売り上げは、昨年と同じぐらい。<br />
しかし、「上出来やん(&acute;&omega;`)」と喜んでいる場合ではありません。<br />
実は、お盆前から仕入れ値が異常に高く、従って売り値も高めに設定せざるを得ず、結果、数字だけは大きくなっただけだって。<br />
<br />
商品単価により変わる売り上げなんかよりずっと大切なのは、利益です。<br />
仕入れ値が高いと利益など出るはずもありません。<br />
しかも、そんな中でも売ろうと思えば、この界隈の花屋を端から端まで見て歩く消費者が立ち止まるような値札を掲げなければならず、売れたってあんまり嬉しくない。<br />
せめてもの救いは、昨年仕入れをセーブしたにもかかわらず大量に売れ残ったハスの花が、今年は更に抑えていいところで売り切れたことです。<br />
８月２３、２４日の地蔵盆のハスの花も年々売れなくなっているので、無理に揃える必要もないし。<br />
（今朝三代目は「ハス、安かったら買ってくるけど&hellip;」と言って花市場へ出掛けましたが、実際は、買う買わないを考える余地などない、手の出せない高値でした。）<br />
<br />
それにしても、この業界の景気の悪さは何なんでしょう？<br />
世の中の価値観が変わってきたのでしょうか？<br />
普段何となくスルーしていても、お盆には仏壇や神棚に花や榊を供え手を合わせ、墓参りをする、という行動が、絶対的なものではなくなってきているように思います。<br />
何事にも波がありいい時があれば悪い時もあると申しますが、廃れっぱなしで復活しないものも確かにある。<br />
花にまつわる習慣や行事が、どうもそれに該当するらしい。<br />
花屋という商売がこの世からなくなることはないでしょう。<br />
でも、現状は花屋の数が花を買う人と花の流通量に対して多過ぎる。<br />
この度の仕入れ値の高騰の一因は、生産者の減少や天候不順のため市場に出る花が少ないのに、売れるか否かはわからないがとにかく商品を確保したい花屋の間で取り合いになったことにあります。<br />
そしてお盆の終盤には、結局売れずに在庫を抱えた花屋が大勢現れて、花は暴落したそうです。<br />
何やねーん！ヽ(`△&acute;)ノ</div>]]>
    </description>
    <category>花</category>
    <link>https://higuchiseikaten.gjpw.net/%E8%8A%B1/%E6%B3%A2%E3%81%8C%E3%81%82%E3%82%8B%E3%81%AA%E3%82%89%E3%81%BE%E3%81%A0%E3%81%97%E3%82%82</link>
    <pubDate>Mon, 21 Aug 2017 14:50:48 GMT</pubDate>
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  </item>
    <item>
    <title>実録アゲハ（１８）これから</title>
    <description>
    <![CDATA[<div>思えば、実家のユズの木を助けるために、『目に付く限りの卵を排除し目に付く限りのイモムシを引き取って迷惑行為のないよう管理し育てる』というコンセプトでスタートしたプロジェクトですが、毎日世話を焼く中で実にいろいろなことに気付き、いろいろなことを考えさせられ、大変有意義で奥深いものを見せてもらいました。<br />
子どもの頃から虫好きではあったけれど蝶の幼虫は飼ったことがなく、いい大人になって初めて機会に恵まれたのは、私の場合却ってよかったのかもしれません。<br />
インターネットなどあるはずもない大昔、図鑑などからのわずかな情報と幼くいい加減な経験と感性を頼りに双方が納得のいく付き合いができたかどうか。<br />
今だからこそ、手軽に得られる豊富な情報と年の功に基づく想像力を駆使して、あの小さくもスゴイ生き物たちと大真面目に関われた。<br />
それは本当に幸せな時間でした。<br />
無事成虫になった子、残念ながら途中退場した子、みんな私の心の糧になっています^-^<br />
<br />
糧といえば、イモムシケムシたちにほとんど食べ尽くされたキンカンから、小さな新芽と白い蕾が出てきました。<br />
<a target="_blank" href="//higuchiseikaten.gjpw.net/File/kinkanshinme.jpg" title=""><img src="//higuchiseikaten.gjpw.net/Img/1501428303/" alt="" /></a> <br />
この度旅立った７頭のアゲハが、葉も疎らなキンカン目指して唯一の仕事のために我が家に舞い戻ることはないでしょう。<br />
でも、わずかながら咲いているいろんな花の蜜を吸いに来るかもしれない。<br />
そして来年キンカンの葉が茂ったら、彼らの子孫が卵を産み付けていくかもしれない。<br />
そうしたら、私もまたキンカンと相談しながら、２～３頭だけ育ててみようと思っています。</div>]]>
    </description>
    <category>花</category>
    <link>https://higuchiseikaten.gjpw.net/%E8%8A%B1/%E5%AE%9F%E9%8C%B2%E3%82%A2%E3%82%B2%E3%83%8F%EF%BC%88%EF%BC%91%EF%BC%98%EF%BC%89%E3%81%93%E3%82%8C%E3%81%8B%E3%82%89</link>
    <pubDate>Tue, 01 Aug 2017 14:52:48 GMT</pubDate>
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  </item>
    <item>
    <title>実録アゲハ（１７）ありがとう、くろこ</title>
    <description>
    <![CDATA[<div>７月２９日、私は大いに悩んでいました。<br />
暑さをしのげる部屋の中だからか夏の割にはのんびりと蛹時代を過ごしていた『くろこ』、１２日目にして遂に目に見えて黒くなってきました。<br />
中のチョウチョの色が透けて見えるのです。<br />
<a target="_blank" href="//higuchiseikaten.gjpw.net/File/kuro-sanagi02.jpg" title=""><img src="//higuchiseikaten.gjpw.net/Img/1501428234/" alt="" /></a><br />
今までの少しの経験やたくさんのネットの情報からすると、遅くとも翌日午前中には羽化しそうです。<br />
でも、明日は朝から店番、これは困った、どうしよう&hellip;<br />
更に計算が狂って深夜や早朝に羽化してしまったら、睡眠時間を考慮すると蝶の『くろこ』を出勤前に慌ただしくリリースするしかない&hellip;<br />
考えに考えて、できる限り羽化を遅らせるため〔注〕、もし羽化してもおとなしくしていてもらうため、まだ明るい夕方に蛹の『くろこ』が付いた飼育ケースの蓋を段ボール箱に入れ、蝶になった時の飛び出し防止にネットで蓋をして、暗闇になるよう新聞紙を被せました。<br />
その後１時間置きにちらっと蛹の色を見て、着々と羽化の準備が進んでいるのを確かめ、後は運を天に任せて就寝(_ _)zzz<br />
<br />
明けて３０日、新聞紙とネットをそーっと外すと、蛹はもう真っ黒を通り越して中身と殻に隙間ができて白っぽくなっていました。<br />
しかも、出る気満々で時折ひょこっと動きます。<br />
マズい！！<br />
このまま羽化に付き合えば仕事に遅れる。<br />
店では早朝から出勤した三代目が、私と交代するために待っている。<br />
放置すればチョウチョ版『くろこ』を長時間箱の中で待たせることになる。<br />
どっちも待たせないためには&hellip;これしかない！<br />
私は自転車の前かごに飼育ケースの蓋を入れ、店へと向かいました。<br />
振動を避けるため自転車を押して歩いたけれど、どうしてもガタガタ揺れ、その度に『くろこ』が迷惑そうにからだを振ります。<br />
そして、何と胴体の一番よく動く節が割れ、ほぼ同時に頭の殻が割れ、とうとう脱皮が始まった！<br />
頭の方はデフォルトだけど、胴ってどうよ？！と心配しましたが、もう中身はばっちり出来上がっているので大丈夫！<br />
今はとにかくできるだけ静かに移動。<br />
早めに出発したのは幸いでした。<br />
しかし、やっぱり道は険しく、ずんずん出てきてすっかり殻を脱いだ『くろこ』に「しっかりつかまってるんやでー！」と言い聞かせながら店へ店へと。<br />
『くろこ』も「うん、わかった！」とばかりに後付けの段ボールの足場にしがみついています。<br />
<br />
やっとの思いで店にたどり着いた時は、安堵感で座り込みたいぐらいでしたが、まだまだやることはてんこ盛り。<br />
まず『くろこ』が安心して羽を乾かせるよう、安定する場所に飼育ケースの蓋を置きます。<br />
それから、時々様子を伺いながら、花屋の仕事をします。<br />
<a target="_blank" href="//higuchiseikaten.gjpw.net/File/kuro-uka01.jpg" title=""><img src="//higuchiseikaten.gjpw.net/Img/1501428272/" alt="" /></a> <br />
間違いなくクロアゲハ。<br />
綺麗ですねー(*&acute;&omega;`*)<br />
蛹の胴が割れて内側がこっちを向いていますね。<br />
<a target="_blank" href="//higuchiseikaten.gjpw.net/File/kuro-uka02.jpg" title=""><img src="//higuchiseikaten.gjpw.net/Img/1501428278/" alt="" /></a> <br />
この黒々とした姿はどうやら男子のようです。<br />
三代目が来てくれたお陰で、店の外で写真が撮れました。<br />
<br />
結局約３時間、『くろこ』と一緒でした。<br />
思えば卵を見つけた６月２８日からの長い付き合いです。<br />
あんなに小さくて、卵の殻なんかかじっていたのに&hellip;<br />
チョウチョになってからも一番長い。<br />
羽化をコントロールしようと画策したけれど、実は『くろこ』が気を利かして別れの時を店でゆっくり過ごせるようにしてくれたのではないか？<br />
そして&hellip;<br />
<br />
<a target="_blank" href="//higuchiseikaten.gjpw.net/File/kuro-uka03.jpg" title=""><img src="//higuchiseikaten.gjpw.net/Img/1501428285/" alt="" /></a> <br />
当店のある灘中央市場の通路を隔てて東側の畑原市場の入口。<br />
<a target="_blank" href="//higuchiseikaten.gjpw.net/File/kuro-uka04.jpg" title=""><img src="//higuchiseikaten.gjpw.net/Img/1501428296/" alt="" /></a> <br />
これが最後とシャッターを切っていると、通りすがりの人たちが「あんなとこにチョウチョ！」と見上げていきます^^;<br />
そして１０分後、『くろこ』は消えていました。<br />
ありがとう(T▽T)<br />
<br />
〔注〕アゲハチョウには秋に蛹になり越冬するものもいるが、越冬するかしないかの分かれ目は日照時間や気温に関係するようなので、暗くてあまり暑くない室内にいれば越冬とまではいかなくても性急な羽化は思いとどまってくれるかなと。<br />
しかし日照は幼虫時代の条件という話もあり、何とも確信が持てません。<br />
でも、手をこまねいている場合ではなく、何かせずにはいられませんでした。</div>]]>
    </description>
    <category>花</category>
    <link>https://higuchiseikaten.gjpw.net/%E8%8A%B1/%E5%AE%9F%E9%8C%B2%E3%82%A2%E3%82%B2%E3%83%8F%EF%BC%88%EF%BC%91%EF%BC%97%EF%BC%89%E3%81%82%E3%82%8A%E3%81%8C%E3%81%A8%E3%81%86%E3%80%81%E3%81%8F%E3%82%8D%E3%81%93</link>
    <pubDate>Mon, 31 Jul 2017 14:56:58 GMT</pubDate>
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    <item>
    <title>実録アゲハ（１６）強運の持ち主</title>
    <description>
    <![CDATA[<div>そろそろ『ちびこ』がおとなになりそうです。<br />
<a target="_blank" href="//higuchiseikaten.gjpw.net/File/chibi-sanagi02.jpg" title=""><img src="//higuchiseikaten.gjpw.net/Img/1500475437/" alt="" /></a> <br />
羽化の時、蛹から出ると通常は上の方へ歩きますが、このままでは左へ行くしかないので、選択肢を増やそうと段ボールを付け足しました。<br />
何かあっても後悔しないように、思い付くことは何でも対策しておかないとね。<br />
<br />
<a target="_blank" href="//higuchiseikaten.gjpw.net/File/chibi-uka01.JPG" title=""><img src="//higuchiseikaten.gjpw.net/Img/1500819261/" alt="" /></a> <br />
そして７月２１日、またしても２０分ぐらい目を離した隙に羽化^^;<br />
最初に落ち着いた場所（段ボール付けといてよかったー）から動こうともせず、静かに羽を乾かしておりました。<br />
<br />
箱の中なので見えるアングルが限られていて、男女の区別も付きません。<br />
でも、あれ？なんか付いてる？<br />
<a target="_blank" href="//higuchiseikaten.gjpw.net/File/chibi-uka02.jpg" title=""><img src="//higuchiseikaten.gjpw.net/Img/1501175172/" alt="" /></a> <br />
後ろ首辺りに、蛹の殻が！<br />
取ってやった方がいいのかな、自然に任せるべきかな、と思った瞬間、「何かされるかも」と察知したのかいきなりパタパタし始めたので、急いで箱ごと外に出しました。（写真を撮っていたためネットの蓋は被せず）<br />
そして、いい写真が撮れれば、とスマホを取りに戻って２０秒後、箱はもぬけの殻でした(゜o゜)<br />
空を見上げても、地面の物陰を探しても、跡形もなく&hellip;<br />
『ちびこ』よ、あんたはいなくなるのが好きやねぇ&hellip;（『実録アゲハ（１１）密室トリック』参照）<br />
<br />
今度は本当にいなくなってしまった『ちびこ』、もう何もしてやることはできないけど、元々雨の中運よく偶然私に見つけられ保護された極小ケムシなのだから、きっとよい蝶生を送ることでしょう。<br />
<br />
因みに、蛹の抜け殻を比べてみました。<br />
<a target="_blank" href="//higuchiseikaten.gjpw.net/File/chibi-uka03.JPG" title=""><img src="//higuchiseikaten.gjpw.net/Img/1500819267/" alt="" /></a> <br />
右が『ちびこ』のです。<br />
ここ（赤矢印の先）が取れて『ちびこ』に付いていってしまったのですね(&acute;▽`)<br />
そして、下に敷いているのが度々登場する「蓋」。<br />
百均の扇風機カバーです(^-^)b</div>]]>
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    <category>花</category>
    <link>https://higuchiseikaten.gjpw.net/%E8%8A%B1/%E5%AE%9F%E9%8C%B2%E3%82%A2%E3%82%B2%E3%83%8F%EF%BC%88%EF%BC%91%EF%BC%96%EF%BC%89%E5%BC%B7%E9%81%8B%E3%81%AE%E6%8C%81%E3%81%A1%E4%B8%BB</link>
    <pubDate>Sun, 30 Jul 2017 14:23:05 GMT</pubDate>
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  </item>
    <item>
    <title>実録アゲハ（１５）お願いします</title>
    <description>
    <![CDATA[<div>『きんかん』の意義ある最期を目の当たりにした７月１６日の夜、『くろこ』が例の軟便をしました。<br />
いよいよ蛹になるのです。<br />
<a target="_blank" href="//higuchiseikaten.gjpw.net/File/kuro-nanben.JPG" title=""><img src="//higuchiseikaten.gjpw.net/Img/1500822387/" alt="" /></a> <br />
元からあった丸い糞の上に、葉っぱのかけら混じりの緑の液体っぽいものが降り注がれております。<br />
『くろこ』にピントを合わせたためボケボケ～^^;<br />
<br />
唯一のクロアゲハ、しかもラスト１頭。<br />
『くろこ』が満腹になる分には何とか間に合ったけど、キンカンの葉はほとんど残っておらず、ユズの返却期日も近い。<br />
食草がない、つまりは、今年最後の観察です。<br />
この不思議な生き物の姿をよーく目に焼き付けておかなくては。<br />
<br />
今回は、先住者も誰もいない大き目の飼育ケースで自由に動き回ってもらいました。<br />
<a target="_blank" href="//higuchiseikaten.gjpw.net/File/kuro-zenyou.JPG" title=""><img src="//higuchiseikaten.gjpw.net/Img/1500822404/" alt="" /></a> <br />
そして蛹化の場所に選んだのは、蓋のつまみの裏！<br />
微妙&hellip;<br />
蛹が安定したら、羽化した時つかまりやすい足場を作ってあげよう。<br />
<br />
<a target="_blank" href="//higuchiseikaten.gjpw.net/File/kuro-sanagi01.JPG" title=""><img src="//higuchiseikaten.gjpw.net/Img/1500822414/" alt="" /></a> <br />
翌日には、綺麗な緑色の蛹になりました。<br />
大きさ４０mm。<br />
ナミアゲハは３５mmぐらいだったので、随分立派に見えます。<br />
かわいいネコミミはあるけど、そっくり返っていてなんか偉そうやし^^<br />
<br />
私の願いは、<br />
<span style="font-size: x-large;">とにかく無事にチョウチョになって！</span><br />
ただ、それだけです。</div>]]>
    </description>
    <category>花</category>
    <link>https://higuchiseikaten.gjpw.net/%E8%8A%B1/%E5%AE%9F%E9%8C%B2%E3%82%A2%E3%82%B2%E3%83%8F%EF%BC%88%EF%BC%91%EF%BC%95%EF%BC%89%E9%A1%98%E3%81%84</link>
    <pubDate>Sat, 29 Jul 2017 13:00:34 GMT</pubDate>
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    <item>
    <title>実録アゲハ（１４）バランス</title>
    <description>
    <![CDATA[<div>『おまけ』の一日遅れで蛹になった『きんかん』、そろそろ羽化するかなーと毎日確認していたのですが&hellip;<br />
７月１６日、<span style="font-size: x-large;">ガ～～ン！！！</span><br />
<a target="_blank" href="//higuchiseikaten.gjpw.net/File/kinkan-sanagi02.jpg" title=""><img src="//higuchiseikaten.gjpw.net/Img/1500476230/" alt="" width="16" height="22" /></a> 既にこの世のものではなくなっていたのです。（勇者は画像をクリック！）<br />
前日まで何事もなかったかのように見えたのに(ノД`)・゜・。<br />
このままでは悔しいので、中にいた奴がどんな顔をしているのか見てやろうと。<br />
<a target="_blank" href="//higuchiseikaten.gjpw.net/File/kinkan-sanagi03.jpg" title=""><img src="//higuchiseikaten.gjpw.net/Img/1500476241/" alt="" width="16" height="22" /></a>&nbsp;蛹ですね。（右のメモリは１mm刻み）<br />
調べると、悪名高きアオムシコバチ〔注〕にしては数が少ないような？<br />
奴らの蛹と特定できる写真も見つけられなかった。<br />
何やろなー？？？<br />
奴らは成虫になってアゲハの蛹から自主的に出てくるらしいけど、何故かこの蛹は発見時既に真っ二つに割れており、中身はミニ蛹ばかり。（早速アリが狙っていますが）<br />
もしかしたら、成虫は立ち去った後だとか？<br />
だとすれば、蛹が少ないのも辻褄が合うかな？<br />
と、もやもやしながら再び現場に行くと、<br />
おおっ！！！<br />
<a target="_blank" href="//higuchiseikaten.gjpw.net/File/kinkan-sanagi04.jpg" title=""><img src="//higuchiseikaten.gjpw.net/Img/1500476249/" alt="" width="16" height="22" /></a> アリ（ヒアリではない）が大量に侵入し、カオスに！<br />
<br />
そして翌日、蛹を植木鉢から剥がしてひっくり返すと、アリたちにすっかり養分を吸い取られて全身黒くなった羽化することのないアオムシコバチ（多分）の蛹が散乱しました(+_+)<br />
<br />
うーん、アゲハの天敵の天敵はアリでしたか&hellip;<br />
私がここで薬を撒けば、アリの天敵はヒト、そしてヒト―特に柑橘類の栽培を生業としている農家の天敵はアゲハなのですね&hellip;<br />
こうして自然界はバランスを取っているのですね&hellip;<br />
『きんかん』の死は決して無駄ではなかったと信じよう(-人-)<br />
<br />
〔注〕アオムシコバチは、アゲハの幼虫や前蛹ではなく、蛹特に脱皮間もない柔らかいものに卵を産み付けるそうです。<br />
ってことは、寄生が確定したのは、前蛹の『きんかん』がハチにたかられていた時ではなく、その後脱皮してからってか？<br />
ってことは、鉢に目の細かいネットを被せる時、ハチも一緒に入れてしまったってか？<br />
だとしたら、<span style="font-size: x-large;">悔し過ぎ～＼(&gt;Д&lt;)／</span></div>]]>
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    <category>花</category>
    <link>https://higuchiseikaten.gjpw.net/%E8%8A%B1/%E5%AE%9F%E9%8C%B2%E3%82%A2%E3%82%B2%E3%83%8F%EF%BC%88%EF%BC%91%EF%BC%94%EF%BC%89%E3%83%90%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9</link>
    <pubDate>Thu, 27 Jul 2017 14:59:44 GMT</pubDate>
    <guid isPermaLink="false">higuchiseikaten.gjpw.net://entry/303</guid>
  </item>

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