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花屋にとって、販売した花がその後どのように咲きどれぐらい長持ちするか、とても気になるところです。
我が家にも三代目が「実験や」などと言いながら持ち帰った花が何かしら飾られているのですが、綺麗に咲いているとホッとします。
花の力は計り知れず、その香りが癌治療にも効果があるとする報告も発表されています。
皆さん、今の暗い日本を花のパワーで明るくしようではありませんか!
たった1本でもいいから、とにかく飾ってみませんか?
何かいいことがあるかも知れません。
そうそう、先日遅ればせながら西宮神社へ初詣に行きおみくじを引いたところ、一番大吉が出ました
もったいないぐらい良いことばかり書いてあり、ほんまか?という感じですが、こうなるように努力精進しましょうとの、えべっさん(=えびす様)の励ましと解釈^^
三代目は一昨年私が引いたのと同じだったので、私が「再来年には一番大吉やわ」と言うと納得していました。
ところで、私達は台湾へ行くと必ず夜市という夜決まった場所に出現する屋台村で食べ歩きます。
あの人込み、あの臭い、とにかく活気溢れるそのパワーを少しでも吸収できれば、そして美味いものに巡り合えればと思いながら。
美味いといえば臭豆腐です。
台湾の夜市に必ずと言っていいほど漂っている日本ではありえないような臭いの正体は、この臭豆腐。
でも私は初めて食べた時いきなり好きになってしまいました。
発酵させた豆腐なのでいかにもヘルシーです。
あの臭いのせいか、食わず嫌いの人が多いようですが、くさい物に蓋をしてはいけません。
また、台湾の人は街の人もお店の人も駅員さんも皆、日本人にとても親切です。
下の画像は携帯で撮ったので見づらいですが、クリックして御覧頂ければ何となく雰囲気が伝わるかと…
饒河街観光夜市(松山夜市)
台北市松山区。
生ものはなるべく避けて、手荷物に気を付けて。
慈祐宮
饒河街観光夜市のすぐそばの廟。
台湾の寺や廟は物凄く派手です。
夜市は大抵寺や廟の近くで開かれます。
年明け以来、全く売れません
理由は、花が長持ちするからです。
これは本来とても良いことなのですが、それでは経営が成り立たない。
恐らくどの花屋も同じような状態でしょう。
このままではいずれ花屋、卸売市場、生産者が共倒れ。
現実に、何十年と続いた花屋が昨年あたりから次々と閉店しています。
こんな状況から抜け出す最善の道は、購買層の拡大だと思います。
今まで花を買わなかった人達に買ってもらうこと、そして花の良さを分かってもらうことです。
当店では只今、デンファレ(蘭)1本50円!!
1本のデンファレから花のある心豊かな生活に開眼することだってアリですよ。
さて、三代目と私はここ数年の正月休みは台湾へ行っています。
格安ツアーなら国内旅行より安いし、何より暖かいのがいいんです。
往復の飛行機とホテルだけ押さえて、後は全てフリーで地図とコンパスを頼りに二人で歩き回っています。
台湾には寺や廟がたくさんありますが、どこへ行っても花が生けてあり、そのどれもが造花ではなく生花です。
三代目はそれらの台湾産の花の質の高さに少し驚いています。
街の花屋さんには、日常的な切花専門のような店もあれば、贈答用のアレンジばかりの店もあります。
何か商売のヒントがないかと探し歩く旅行です。
開化寺の花(クリックして御覧下さいね)
台中県の南、彰化県彰化市の寺。
台北と違い人が少なかったので、失礼して一枚。
赤やピンクやオレンジの丸い花は大きなガーベラです。
花弁がそっくり返らないよう花の裏に薄いプラスチックのカバーが付いています。
手前中央、二つの丸い器の中は水に浮かぶ大量のデンファレ。
暖かい気候のためか、同じ種類でもどれも日本より花が大きいような気がします。
明けましておめでとうございます。
いや、昨日から店を開けています^^ゞ
今年も昨年に続いて厳しい年になりそうですが、よろしくお願い致します。
当店は無論のこと、花業界自体がどうなってしまうのか少し心配です。
ただ三代目は、この古風な花屋のスタイルを今後も続けていくつもりです。
皆が想像するであろう花屋のイメージとはかなり乖離しているけれど、こういう八百屋みたいな花屋があっても良いと三代目は確信しています。
これからは特に墓花に力を入れ、御先祖様の御利益(ごりやく)で不況打開を図るお手伝いができればと思っています。
ところでドイツでは、道路から見える花壇や窓辺の花の手入れを怠っていると、街の景観を損ねる!と近所から苦情を言われるそうです。
一方日本人は、その6割が一年の内に一度も花を買わないという――多分ドイツ人から見ると不思議な国民でしょうね。
寒い冬は花が長持ちします。
こんな時に是非、花を飾って下さい。
テーブルに、窓辺に、玄関に…とてもいいものですよ。
カサブランカ(百合) 高知産 1本550円
シベリア(百合) 高知産 1本400円
セーラー(百合) 高知産 1本400円
ミュージックダンサー(シンビジューム) 徳島産 1本350円
2009年の年末の売り上げは、前年比およそ1割減でした。
注連飾り、苔松(こけまつ)などは不況の影響をまともに受け、過去最低です。
でも、これだけ不景気な中この程度の落ち込みで済み、三代目は少しほっとしています。
花屋にとって歳末商戦は試験のようなもので、一年間その店がやってきたことが数字になって評価されます。
いつもは遠方のためなかなか来られなくても、年末にはお正月用の花を求めにはるばる来て下さるお客様もいらっしゃいました。
本当に有難いことです。
またスタッフの皆にも感謝しています。
皆の協力のお陰で、この年末を乗り切れました。
今後の目標は、一人でも多くの新規のお客様に御来店頂くこと。
どうにもこうにも店の場所が分かりにくく95%のお客様が固定客という当店の重要課題です。
来年も皆様に喜んで頂ける商品を提供していけるよう真面目に頑張りますので、どうぞ宜しくお願い致します。
良いお年を!