Kobe Shitamachi No Hanaya 忍者ブログ
戦後間もない昭和23年創業、よそ行きの花、特別な時の花ではなく、お家で日常的に楽しんでいただける花、毎日神棚や仏壇にお供えする花を得意としております。 種類は多くありませんが、新鮮で長持ち、しかも納得価格です。 三代目とその妻の、花絡みのボヤキをどうぞ…
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思いがけず育てることになった『おまけ』も7月15日無事羽化の時を迎え、その過程もしっかり見せてもらいました。
でも、何だか足取りが頼りない感じだったので(生まれたては皆そうなのかも)、万全を期してネットを差し出すと「これいいな」とばかりに移ってきました。
男子のようです。

ゆっくり観察できそう(^-^)

ところが1時間半ほど経つと、それまでたいした動きもなかったのに突然舞い上がった!
ちょっと待って~ヽ(´Д`)ノ
私は見失わないように注意して、昼行性のアゲハが明るい方へ向かうよう部屋の明かりを消し、ドアを開けて、飛び回る『おまけ』を何とか外へ誘導しました。
せわしくあちこち飛んでは止まり、いつからかわからないけど、右下羽の飛び出た部分がちょっと折れている(-"-)

実は慌てものだったのかー

蝶の羽は、活動するうちにどうしても傷付いていくもののようです。
寿命が尽きる頃には、飛べないぐらいボロボロになってしまうこともあります。
だからこそ、初めはベストの状態であってほしくて、彼らが家の中を飛び歩いても私は羽をつまんで捕まえることはしないのです。
箱に入るよう仕向けたり、高く上げた手に止まらせたり、どうにかして外へ連れ出す。
本当はもっと早めに、羽を開いたり閉じたりし始めたぐらいでアクションを起こせばいいのかもしれないけど、つい少しでも長く近くで見ていたいと思ってしまうんですね…


『おまけ』がやっと落ち着いたのは、民家の高いベランダの端でした。
そして、他の子達と同じようにいつの間にかいなくなりました。
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以前、イモムシが自分の糞を投げ捨てるという話を書きましたが、運よくその場面をビデオに撮ることができました。
ここでは静止画の連続で。
『くろこ』です(*^▽^*)

 なんか、目障りなものがあるぞ
 近付いて
 押してみる
 もうちょっと
 あとちょっと
 かくなる上は
 くわえて
 持ち上げて
 えいやっ!
 全力投球で
 飛んだ
 さて
 これで
 大丈夫^^
 むむっ?
この後、目の前にある2つも投げていました(≧▽≦)

糞を気にするのは『くろこ』だけではなく皆同じでした。
しかも、ちびっこい2齢の子でも投げる投げる。
不思議でかわいい習性です^^
さて、初期メンバー『A』『B』『C』『D』全員無事に私の元を去ってゆきました。
残るは4頭、まだまだ気は抜けませんが、何とか皆元気に旅立てるよう全力でサポートする所存です!

見つけた時は雨に濡れた小さな小さなケムシで大丈夫か?と心配した『ちびこ』もすくすくと育ち、7月11日、蛹になる場所探しに出発しました。
いつも通りイモムシにとっては大きな段ボール箱に入れ、脱走できないようネットで蓋をして、2時間後に覗いてみると、
あれ?いない?
外へは出られないし、出た形跡もない。
ネットにも引っかかっていない。
箱の中で忽然と消え失せた?!
もしや、と思い箱の底の少し浮いている段ボールをそーっと起こして見ると、
おっ!この緑色は…
いたー^^
しかしあんた、そんな所じゃチョウチョになれないよ。
どう考えても羽化するには狭過ぎるので、箱を少したたむようにして、『ちびこ』が決めた場所の周りにスペースを作りました。
自然の中では、こんな風に場所選びを間違って、羽化の時に羽がつっかえて伸ばせなくてそのまま命を落とす子もいるのでしょう。
この時は足場作り中で下を向いています。
1時間後、前蛹。
右の黒いものは何?
どうも前蛹になる直前に1粒糞をするようです。
先に蛹になった6頭中4頭でも同じものが見られました。
多分、あと2頭のものは小さいので見逃したのでしょう。
12日には無事脱皮して蛹になりました。
この子はこげ茶色です。

他の子達はというと、
『おまけ』7月5日蛹になり、12日はこんな感じ。順調のようです。
『きんかん』6日、前蛹の時に蜂に止まられていたので寄生されているかもと心配したけど、7月12日の時点で蛹に怪しい変色などは見られません。もしかしてセーフ?
『くろこ』7月10日終齢に脱皮。この模様はやっぱりクロアゲハのようですね。ナミアゲハより大きいなぁ。

毎日、ケースの掃除と食草の管理、イモムシと蛹の観察で結構忙しいけど、実に楽しい。
虫に動じないことの利点は、花屋をしていて虫が現れても困らないことだけではなかったのですね^^
7月8日、初期メンバー最後の1頭、6月28日蛹化の『D』が羽化間近です。

 黒っぽい蝶の色が透けて見えてきた
 蛹が破れる部分に切り取り線(?)
 5時間後、胴体の縦縞模様がくっきりと
 更に4時間後、皮と中身の間に隙間ができて全体が白っぽく見える
今度こそその時を見逃すまいと構えていると
 来た来た~
 触角がピョン!
 よいしょ
 ふー
蛹の中の黒いものは幼虫時代の水分です。
それにしても、何で横にずれて出てきたのかなぁ。
蛹が傾いていたから、上を向くように板の角度を変えたせいかなぁ。
 くしゃくしゃの羽が
 だんだん伸びてきて
 ひと安心?
段ボールの板は、つかまりやすいよう表面を荒らしてあります。
それなのに、この直後何を思ったかいきなり足を滑らせて落ちそうに!!
思わず手を差し伸べて救い上げた時に触れた羽はまだふにゃふにゃで、今変な癖が付いたら飛べなくなってしまうので、ひやひやしながら粗相のないようそーっと蝶の止まった手を動かすと、彼女(またまた女子)は大急ぎでつかまりやすい私のシャツの胸ポケットに移動しました。
 わー、リアルチョウチョのブローチやー(*´ω`*)
『D』は真っ黒の大きな目で私を見上げ、「しばらく頼んまっせ」と言います。
仕方ないので羽が乾くまで止まらせてあげよう。

それから1時間余り、私はチョウチョをくっつけたまま行動していました。
そして『D』がゆっくり羽ばたき始め、私から離れて部屋の中をふわふわ飛び回り、再び私の手に止まり落ち着いたのを見計らって、そのままそーっと外へ出て、植木鉢の虫よけネットに止まらせました。

機が熟せば生きることの意味を探しに旅立つだろうと思いながらも、ちょっとドジなのでやっぱり気になって小一時間後見に行くと、まだ止まっています。
そーっと近付くと、すっかり乾いてしっかりした羽をパタパタさせたかと思うと、風に乗るようにふわーっと舞い上がり、しばらく真上を旋回してから空の彼方へ飛んでいきました。
7月6日、6月26日蛹になった『A』がやっと羽化しました。

今度は蛹から羽の模様が透けて見えたので、そろそろかと思っていたものの、2日前の『B』と違ってほとんど動かず、またしても気付いた時には蝶々でした。
しかも、勝手に『C』の陣地に乗り込んでいました^^;
女子です。

『B』より3日早く終齢になりながら1日遅れで蛹になり、蛹の期間も1日長い、のんびりさんはおとなになってもやっぱりのんびりさんで、手に乗せると飛んでみようともせず長い間私の手と腕を行ったり来たりして遊んでおりました。
ようやくパタパタと飛び上がってもすぐに降りてきます。
でももう羽もすっかり乾いているし、特に不都合もないようなので外へ連れ出すと、ふわっと飛んでブロック塀に羽を広げて張り付いてしまいました。
まだ乾かし足りないと思っているのか、とにかく慎重な性格のようです。
家を出入りしながら様子を見ていると、それから1時間ほど同じ場所でゆっくり羽を閉じたり開いたりして、遂に覚悟を決めたようにひらひら舞い上がっていきました。


『A』と外にいる間に、6月27日蛹化の『C』も蝶々に。
当然、その瞬間を見逃しました。
三連続見逃しはさすがに残念(´Д`)
この子も女子です。
ちょうどせっかちな『B』とのんびりさん『A』の中間ぐらいのペースで準備をし、当たり前のような顔をして飛び立ちました。
まだ『A』がブロック塀でのんびりしている時に、あてもなく飛んでいくのではなく、近くの高い木に落ち着ける場所を見つけて。

さて、唯一の放し飼い『きんかん』はどうなったのか。
順調に終齢まで育ち、前日は植木鉢の隅から隅まで歩き回り、この日前蛹になりました。

ところが、ここからが大変なことに!
前蛹は幼虫の柔らかい身体のままその場で動けないという極めて無防備な状態なので、小さな蜂にめちゃくちゃ狙われます。
目を離すとすぐ2~3匹やってきて止まり放題(゜Д゜)
彼女らの作戦は、幼虫の体内に卵を産み付け、蛹になった頃にその卵が孵化し、安全な蛹の中でチョウチョの材料食べ放題で元気に育った子孫をこの世に送り込むという、かなり卑怯なものです。
蜂に止まられた『きんかん』は、ちょっと迷惑そうにもぞもぞするぐらいであまり気にしていない様子。
何という鈍感力!
勿論私は『きんかん』が怒って(?)上半身をぶんぶん振るほど全力で蜂を追い払ったけど、もう手遅れかもしれない(><)
なるほど、自然に任せているとこうなってしまうのなら、アゲハの卵から成虫までの生存率1~2%にも納得です。
蜂だって本気です。
それでも諦めきれないので、植木鉢全体に虫よけネットを被せて下の方を紐でくくって金輪際良からぬ者が侵入できないようにしました。
これでダメなら、この子はそういう運命だった、キンカンの木が安全であることを教えるという大切な仕事をするために今まで生きてきたのだ、と思うことにします(´;ω;`)
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Lantana
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「樋口生花店」

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