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切花の入荷はかなり増えてきました。
特にオリエンタル百合は、暖地と寒地のものが同時に入るので豊富です。
値段もお求め安く、お勧めですよ^^
昨日のセリで、以前台湾で見た巨大ガーベラを見付けました。
韓国産でした。
いずれ三代目も仕入れてみようと思っています。
トルコキキョウは今が最盛期です。
でもこの花ときたら梅雨時期に出てくるくせに湿気は大の苦手で、セロハンで包もうものなら1日でふにゃっとなってしまいます。
トルコキキョウに限らず、どんな花でもセロハンは要注意です。
韓国…といえば、先日数年振りに近所の焼肉店へ行きました。
ロースだカルビだバラだ、スープはトックで、野菜もねっ、と食べて二人で5000円でお釣りが来るほどです。
但し酒の類は一切飲まず、普段食べ慣れない贅沢品は食べ過ぎるとバチが当たりそうで、一般人の半分ほどで満足したので、あまり参考にならないかもですが…
ここ六甲界隈は結構激戦区、安いのではないでしょうか。
昨年に比べればまだ安い切花ですが、入荷が少ないせいか思ったほど安くなりません。
相変わらず仏花の材料になる大菊、カーネーション、スターチスは高いです。
市場には、遅れていた寒冷地の切花が入ってきているものの、まだ満足な量ではありません。
福島産の入荷もこれからです。
そんな仕入れ現場の状況に対して、小売はどうなのか―やはり売れなければ安めの設定にせざるを得ない。
目に付く他店の代表格スーパーの切花売場でも以前より安値感はありますが、あまり見向きもされていない様子です。
専門店とは違って管理が行き届かず、どうしても傷んだ花がそのままになっていたりするし、来店者は皆忙しく食料など必需品の売場にまっしぐらという感じで、これでは売れそうにありません。
ところで、少し近所に行列のできる中華料理店ができました。
元の店を移転して客層が女性メインになったようで、連日賑わっています。
私達はまだ食べに行っていないので真相は不明ですが、実際に食べた人の生の声やネットの評判によれば、う~ん、だそうで。
とても不思議です。
そういえば、開店祝いの胡蝶蘭が外から見えるところにいっぱい並んでいたなぁ。
やっぱり花の力ですかね^^
洋花は少し下がってきたものの、今でも小菊、スプレー菊が高く、当店も仏花、墓花を作るのにとても困っています。
当店は花持ちの良さが強みでお客様もそれを期待して買ってくださるのですが、残念ながらここ最近はあまり持たなかったという声を時々聞きます。
梅雨時期はどうしても花傷みが早く、思っている以上に早く枯れてしまいます。
だからと言って、こんな状況が続けば消費者の花離れが加速し、業界全体がジリ貧になる恐れがあります。
しかしながら切花廃棄率5%の当店でも、これからの季節、特にこの夏はそれを維持するのはかなり困難かと思われます。
何しろ国を挙げての節電キャンペーンです。
(原発がなかったらこれだけ不便なのだぞーっ、と。)
無駄遣いは是非見直すべきだとしても、仕事によってはどうしても妥協できない部分もあり、大きな工場などではどうやって電気使用量を減らすか頭を悩ませているようです。
では花屋はどうなのか。
一般にエアコンと冷蔵庫が電気代の上位を占めているそうですが、花屋にとってはどちらも必需品です。
さて、どうしたものか…
とりあえずは、自宅の電気代を抑えるとしましょうか。
切花、特に菊、小菊、スターチスがとても高いです。
菊や小菊は沖縄、スターチスは和歌山の生産品の出荷が終わったのが主な原因です。
更に、曇り空で次の生産地である寒地の生産が遅れていることもかなり響いています。
今年は福島、岩手からの出荷の減少が予想されるので、夏場はもっと高くなるかもしれません。
当店は、普通に市場に出回っているものであれば、東北産の切花も積極的に取り扱おうと思っています。
ただでさえ停滞気味の業界なのに、つまらぬ風評でこれ以上沈んでいくのを指を咥えて見ている場合でない。
皆がびびって日本経済の活気が失せて喜ぶのは誰か、ってことです。
昔はメガネといえば重くて分厚いガラスのレンズ、しばらく掛けていて外せば鼻の両側にがっつり跡が残って当たり前、でも、なければ困る必需品で、視力が変わったりして仕方なく買い替えるにしても一大決心を要する結構高価なものでした。
私が初めてありがたーいプラスチックレンズを使ったのは、社会人になってからだったと記憶しています。
そんな話も夢のように思えるぐらい、量販店の主に輸入品による価格破壊が引き金となり、メガネはとんでもなく安くなりました。
お陰で「仕方なく」ではなく「積極的に」「気軽に」メガネを掛ける人が増えたような気がします。
市場の活性化としてそれ自体は良いことですが、価格破壊ができない個人の眼鏡店はどうなってしまうのか少し心配になりネットをつらつら見ていると、何と頑張っているお店の多いことか!
オーダーメイドなど量販店より高くても量販店にはない個性豊かなメガネや、スタッフの高度な知識と技術力(遠近両用の場合は影響大!)で、おおっ!こっこれは!というお店がたくさんあります。
それに比べて、花屋は…特に当店では高ければ売れません。
唯一カサブランカだけは多少高くても(といっても1本800円ぐらいまで)売れてますが…
高くても付加価値を付けられればメガネのように何とかなるのかもしれないけれど、いや、当店の最大の付加価値は「鮮度」なんですがねぇ。
本当に現代の花屋は利益の出難い商売です。
この梅雨時期は特に花が傷みやすいのでとても困ります。
当店頼みの綱の廃棄率5%未満を維持しなければ。