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入荷量が少ないのに、切花の値段は全体的に安いです。
カスミソウも安くなりました。
例年なら年末に向かって入荷は増え、値段も上がってくるところですが、今年は不景気のため安いままで推移するでしょう。
鉢物を扱う知り合いの花屋さんに聞けば、皆一様にシクラメンやポインセチアが売れないと言います。
値下げしても駄目みたい。
現実に、ホームセンターやスーパーの花売場を見ても全く売れていないし、立ち止まる人さえいません。
徒歩圏内を見渡せば、結構流行っていた弁当屋さんが11月末で辞めてしまったし、9月にオープンしたばかりのスーパーが今月早くも閉店するとの噂があるし、街を歩けば下ろしたシャッターの真ん中に素っ気無く紙が一枚、近づいて見ると、ああそうか…そうだったのか…で、何とも侘しい気持ちになってしまいます。
しかし、そんなご時世こんな地域でもミシュランの一つ星を獲得したとかで物凄く繁盛しているレストランもあるのです。
これが来年も、再来年も続いていたなら素晴らしいと思いますが。
カスミソウ 高知産 1本200円
ビコ(オリエンタル百合) 網野産 1本400円
今日は松市。
無事上手に正月用の松を購入できました。
値段は昨年同様割と安かったです。
店の方でも、少し暖かかったせいかよく売れました。
皆様当店の花はとても長持ちすると言って下さるので、嬉しいです。
年末も良い花を仕入れて納得価格で販売します!
今日は暖かかったので、久し振りによく売れました。
当店はお客様の年齢層が高めのため、売れ行きがどうしても天候に左右されます。
値段について、白菊とトルコキキョウ以外はかなり安いです。
今、コロンビア産のカーネーションを積極的に販売していますが、国産に比べてボリュームがあり日持ちも負けていません。
スナップ(金魚草)は、生育期の天候のせいで例年より丈が短めですが高品質でお勧めです。
また、今年は沖縄産の小菊が台風の影響であまり良くありません。
生産者の方々も、とても困っているだろうと思います。
天候は誰のせいでもないから、仕方ない…というわけでもなさそうで。
温暖化?いやポールシフトだ、不可抗力?
北京オリンピックでは天気を操作してたなぁ。
ケムトレイルもあるよ。
ついでにHAARPも。
と、いくらでも聞き捨てならない話が出てきます。
先日、イオンモール伊丹テラスのジャスコに入ると、いきなり堆く積み上げられたの鉢植えシクラメンの山に遭遇しました。
下の方にはクリスマスの定番ポインセチアも。
シクラメンは結構大きな鉢で580円、ポインセチアは198円、大体の仕入れ値が判る三代目は「価格破壊や!」と言います。
恐らくジャスコにしてみれば目玉商品で、あれだけの数、あれだけの安値なのに誰も見向きもしない。
食品のような必需品と違い、花には誰も興味がないのです。
当店は切花専門で相当な苦戦を強いられていますが、鉢物を扱っていたらもっとえらい目に遭っていたかも知れません。
日本を取り巻くデフレは予想以上に深刻です。
スーパーなどで売られている弁当だって、大半が300円台後半で味も普通に美味しいです。
電化製品なんて普段でも安売り競争なのに、エコポイントが半減するからと昨日今日家電量販店は大賑わいだそうです。
それなのに切花は、食品や衣料品、電化製品に比べれば正直あまり安くなっていません。
どうしても国産中心で仕入れ値が高いという、安くしたくてもできない事情があります。
そんな中当店で販売中の京都府網野産のオリエンタル百合は、どの品種もお陰様で大好評です。
是非お買い求め下さい!
もうすぐ12月、12月と言えば正月です。
正月の花材には欠かせない千両市が、毎年12月半ばに開催されます。
千両のために1日競りが行われ、ほとんどの花屋さんはその1日だけで千両を調達するのです。
日持ちする千両は、仕入れてから何日間かは倉庫もしくは店頭の隅に置かれ、年末一気に売られていきます。
千両の水上げは結構難しく、そこはそれぞれの花屋さんの腕の見せ所です。
今年は残念なことに関東の千両の産地で台風による塩害の影響があるらしく、また夏の高温のため出来があまり良くないと聞きます。
そんな時普通なら値段が高くなるはずですが、今年は例年になく小売状況が悪いのでひょっとしたら思ったほど高騰しないかも知れません。
因みに、去年はこんな感じでした。