Kobe Shitamachi No Hanaya 忍者ブログ
戦後間もない昭和23年創業、よそ行きの花、特別な時の花ではなく、お家で日常的に楽しんでいただける花、毎日神棚や仏壇にお供えする花を得意としております。 種類は多くありませんが、新鮮で長持ち、しかも納得価格です。 三代目とその妻の、花絡みのボヤキをどうぞ…
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『おまけ』の一日遅れで蛹になった『きんかん』、そろそろ羽化するかなーと毎日確認していたのですが…
7月16日、ガ~~ン!!!
既にこの世のものではなくなっていたのです。(勇者は画像をクリック!)
前日まで何事もなかったかのように見えたのに(ノД`)・゜・。
このままでは悔しいので、中にいた奴がどんな顔をしているのか見てやろうと。
 蛹ですね。(右のメモリは1mm刻み)
調べると、悪名高きアオムシコバチ〔注〕にしては数が少ないような?
奴らの蛹と特定できる写真も見つけられなかった。
何やろなー???
奴らは成虫になってアゲハの蛹から自主的に出てくるらしいけど、何故かこの蛹は発見時既に真っ二つに割れており、中身はミニ蛹ばかり。(早速アリが狙っていますが)
もしかしたら、成虫は立ち去った後だとか?
だとすれば、蛹が少ないのも辻褄が合うかな?
と、もやもやしながら再び現場に行くと、
おおっ!!!
アリ(ヒアリではない)が大量に侵入し、カオスに!

そして翌日、蛹を植木鉢から剥がしてひっくり返すと、アリたちにすっかり養分を吸い取られて全身黒くなった羽化することのないアオムシコバチ(多分)の蛹が散乱しました(+_+)

うーん、アゲハの天敵の天敵はアリでしたか…
私がここで薬を撒けば、アリの天敵はヒト、そしてヒト―特に柑橘類の栽培を生業としている農家の天敵はアゲハなのですね…
こうして自然界はバランスを取っているのですね…
『きんかん』の死は決して無駄ではなかったと信じよう(-人-)

〔注〕アオムシコバチは、アゲハの幼虫や前蛹ではなく、蛹特に脱皮間もない柔らかいものに卵を産み付けるそうです。
ってことは、寄生が確定したのは、前蛹の『きんかん』がハチにたかられていた時ではなく、その後脱皮してからってか?
ってことは、鉢に目の細かいネットを被せる時、ハチも一緒に入れてしまったってか?
だとしたら、悔し過ぎ~\(>Д<)/
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思いがけず育てることになった『おまけ』も7月15日無事羽化の時を迎え、その過程もしっかり見せてもらいました。
でも、何だか足取りが頼りない感じだったので(生まれたては皆そうなのかも)、万全を期してネットを差し出すと「これいいな」とばかりに移ってきました。
男子のようです。

ゆっくり観察できそう(^-^)

ところが1時間半ほど経つと、それまでたいした動きもなかったのに突然舞い上がった!
ちょっと待って~ヽ(´Д`)ノ
私は見失わないように注意して、昼行性のアゲハが明るい方へ向かうよう部屋の明かりを消し、ドアを開けて、飛び回る『おまけ』を何とか外へ誘導しました。
せわしくあちこち飛んでは止まり、いつからかわからないけど、右下羽の飛び出た部分がちょっと折れている(-"-)

実は慌てものだったのかー

蝶の羽は、活動するうちにどうしても傷付いていくもののようです。
寿命が尽きる頃には、飛べないぐらいボロボロになってしまうこともあります。
だからこそ、初めはベストの状態であってほしくて、彼らが家の中を飛び歩いても私は羽をつまんで捕まえることはしないのです。
箱に入るよう仕向けたり、高く上げた手に止まらせたり、どうにかして外へ連れ出す。
本当はもっと早めに、羽を開いたり閉じたりし始めたぐらいでアクションを起こせばいいのかもしれないけど、つい少しでも長く近くで見ていたいと思ってしまうんですね…


『おまけ』がやっと落ち着いたのは、民家の高いベランダの端でした。
そして、他の子達と同じようにいつの間にかいなくなりました。
以前、イモムシが自分の糞を投げ捨てるという話を書きましたが、運よくその場面をビデオに撮ることができました。
ここでは静止画の連続で。
『くろこ』です(*^▽^*)

 なんか、目障りなものがあるぞ
 近付いて
 押してみる
 もうちょっと
 あとちょっと
 かくなる上は
 くわえて
 持ち上げて
 えいやっ!
 全力投球で
 飛んだ
 さて
 これで
 大丈夫^^
 むむっ?
この後、目の前にある2つも投げていました(≧▽≦)

糞を気にするのは『くろこ』だけではなく皆同じでした。
しかも、ちびっこい2齢の子でも投げる投げる。
不思議でかわいい習性です^^
さて、初期メンバー『A』『B』『C』『D』全員無事に私の元を去ってゆきました。
残るは4頭、まだまだ気は抜けませんが、何とか皆元気に旅立てるよう全力でサポートする所存です!

見つけた時は雨に濡れた小さな小さなケムシで大丈夫か?と心配した『ちびこ』もすくすくと育ち、7月11日、蛹になる場所探しに出発しました。
いつも通りイモムシにとっては大きな段ボール箱に入れ、脱走できないようネットで蓋をして、2時間後に覗いてみると、
あれ?いない?
外へは出られないし、出た形跡もない。
ネットにも引っかかっていない。
箱の中で忽然と消え失せた?!
もしや、と思い箱の底の少し浮いている段ボールをそーっと起こして見ると、
おっ!この緑色は…
いたー^^
しかしあんた、そんな所じゃチョウチョになれないよ。
どう考えても羽化するには狭過ぎるので、箱を少したたむようにして、『ちびこ』が決めた場所の周りにスペースを作りました。
自然の中では、こんな風に場所選びを間違って、羽化の時に羽がつっかえて伸ばせなくてそのまま命を落とす子もいるのでしょう。
この時は足場作り中で下を向いています。
1時間後、前蛹。
右の黒いものは何?
どうも前蛹になる直前に1粒糞をするようです。
先に蛹になった6頭中4頭でも同じものが見られました。
多分、あと2頭のものは小さいので見逃したのでしょう。
12日には無事脱皮して蛹になりました。
この子はこげ茶色です。

他の子達はというと、
『おまけ』7月5日蛹になり、12日はこんな感じ。順調のようです。
『きんかん』6日、前蛹の時に蜂に止まられていたので寄生されているかもと心配したけど、7月12日の時点で蛹に怪しい変色などは見られません。もしかしてセーフ?
『くろこ』7月10日終齢に脱皮。この模様はやっぱりクロアゲハのようですね。ナミアゲハより大きいなぁ。

毎日、ケースの掃除と食草の管理、イモムシと蛹の観察で結構忙しいけど、実に楽しい。
虫に動じないことの利点は、花屋をしていて虫が現れても困らないことだけではなかったのですね^^
7月8日、初期メンバー最後の1頭、6月28日蛹化の『D』が羽化間近です。

 黒っぽい蝶の色が透けて見えてきた
 蛹が破れる部分に切り取り線(?)
 5時間後、胴体の縦縞模様がくっきりと
 更に4時間後、皮と中身の間に隙間ができて全体が白っぽく見える
今度こそその時を見逃すまいと構えていると
 来た来た~
 触角がピョン!
 よいしょ
 ふー
蛹の中の黒いものは幼虫時代の水分です。
それにしても、何で横にずれて出てきたのかなぁ。
蛹が傾いていたから、上を向くように板の角度を変えたせいかなぁ。
 くしゃくしゃの羽が
 だんだん伸びてきて
 ひと安心?
段ボールの板は、つかまりやすいよう表面を荒らしてあります。
それなのに、この直後何を思ったかいきなり足を滑らせて落ちそうに!!
思わず手を差し伸べて救い上げた時に触れた羽はまだふにゃふにゃで、今変な癖が付いたら飛べなくなってしまうので、ひやひやしながら粗相のないようそーっと蝶の止まった手を動かすと、彼女(またまた女子)は大急ぎでつかまりやすい私のシャツの胸ポケットに移動しました。
 わー、リアルチョウチョのブローチやー(*´ω`*)
『D』は真っ黒の大きな目で私を見上げ、「しばらく頼んまっせ」と言います。
仕方ないので羽が乾くまで止まらせてあげよう。

それから1時間余り、私はチョウチョをくっつけたまま行動していました。
そして『D』がゆっくり羽ばたき始め、私から離れて部屋の中をふわふわ飛び回り、再び私の手に止まり落ち着いたのを見計らって、そのままそーっと外へ出て、植木鉢の虫よけネットに止まらせました。

機が熟せば生きることの意味を探しに旅立つだろうと思いながらも、ちょっとドジなのでやっぱり気になって小一時間後見に行くと、まだ止まっています。
そーっと近付くと、すっかり乾いてしっかりした羽をパタパタさせたかと思うと、風に乗るようにふわーっと舞い上がり、しばらく真上を旋回してから空の彼方へ飛んでいきました。
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プロフィール
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Lantana
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自己紹介:
「樋口生花店」

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