Kobe Shitamachi No Hanaya 忍者ブログ
戦後間もない昭和23年創業、よそ行きの花、特別な時の花ではなく、お家で日常的に楽しんでいただける花、毎日神棚や仏壇にお供えする花を得意としております。 種類は多くありませんが、新鮮で長持ち、しかも納得価格です。 三代目とその妻の、花絡みのボヤキをどうぞ…
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先日、知人が東京を訪れた際、現地の花屋の様子を見てきて教えてくれました。
こちらと違ってよく売れているようで、駅中にあるお店など、仕事帰りのOLやサラリーマンがひっきりなしにやってきて買っていくそうです。
私達が何年か前に東京で見た光景と変わりません。
同じ日本なのに、この差は一体何?!
東京は全国一収入が高いというし、その辺りが大いに関係あるのでしょう。
そういう訳で、良い花は東京に集中します。
でも、よく売れる分家賃も高いと思うし、経営的にはどうなんだろう…

相変わらず、ここ数日の気温同様、菊、小菊の高さはとんでもなく、もちろん持ちもよくありません。
このままこんな状態が続けば、来年は数多くの花屋さんが閉店に追い込まれそうです。

さて、本日のトルコキキョウは全て地元産!!なので、通常の3倍長持ちします^^

なみだ(トルコキキョウ) 兵庫六甲産 3本350円





なみだ(トルコキキョウ) 兵庫六甲産 3本350円




モレットマリン(トルコキキョウ) 兵庫六甲産 3本350円





モレットマリン(トルコキキョウ) 兵庫六甲産 3本350円




ロジーナピンク(トルコキキョウ) 兵庫六甲産 3本300円





ロジーナピンク(トルコキキョウ) 兵庫六甲産 3本300円
 

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花の仕入れ値はまだ高く、特に小菊が恐ろしいほど高いです。
仏花を作るのにとても苦労します。
他の花屋さんも四苦八苦していると思われます。
皆、元気がありません。
花束などほとんど注文がなく、高値で仕入れた切花はこの暑さで早々と傷み、山のように廃棄しなければならないからです。
あーもったいない!
それに比べて当店は仏花、墓花が主力なので、廃棄率が低いのが救いです。

最近の花は、技術が進歩しているにも拘らず、昔よりも弱いような気がします。
昔は毎日せりがあり、しかも冷蔵施設が普及していなかったため、生産者は収穫してすぐに出荷していたので、より新鮮だったのかもしれません。
以前三代目の友人が作っていた切花は、夏でも大変長持ちし大好評でした。
もう一度あんな強い花を売ってみたい、と三代目は言います。

今年の東京のお盆の花屋さんは、どうも苦戦したようです。
天気が悪かったのと切花の仕入れ価格が高かったのが、主な原因のようです。
現在、価格は高止まりしています。

東京の大田花きの社長のブログを見ると、確実に国内の生産量が減少してきており今後もそれは続くらしい。
ということは、一般の小売店も確実に淘汰され減少していくでしょう。
しかし、量販店だけが生き残れるとは到底思えません。
鮮度も今一、価格もちっとも安くない。
(量販店に納品している花屋さんは、場所代として売り上げの約20%を量販店に取られるのですから。)

今は、単独の生花店は量販店に押され気味ですが、当店は絶対に負けられません。
負けないために努力していきます。
当店の課題は宣伝力であり、何としても当店を知ってもらうのが今後の一番の目標です。

セーラー(百合) 新潟産 1本400円





セーラー(百合) 新潟産 1本400円




ボニータダイヤモンド(チース) 北海道産 2本300円



ボニータダイヤモンド(チース) 北海道産 2本300円




凛(りん)(トルコキキョウ) 兵庫産 3本350円





凛(りん)(トルコキキョウ) 兵庫産 3本350円
 

これから当分暑い日が続くと思いますが、花を生けたら必ず毎日茎の様子を確かめて水切りを忘れずに!
気温が高いと茎はどうしても腐りやすく、水が吸い上げられなくなり花が枯れてしまいます。
そんな時期でもオリエンタル百合は花持ち抜群です。
この夏は是非、オリエンタル百合をお楽しみ下さい^^

今日、お客様から面白い話を聞きました。
当店のある灘区の東隣、東灘区の御影(みかげ)は、六甲山で切り出した御影石(花崗岩)を加工する石屋さんが多くある地域です。
石屋さんたちの間では、土用の期間(今年は7月20日~26日)は墓石の仕事は一切せず、お墓参りもしないそうです。
なんでも、昔からの言い伝えで土用は金物を使うと縁起が悪いとか。
きっと何か意味があるのでしょうし、そんな風習を後世に伝えることは歴史を残すことでもあり大切で立派だと思います。

最近の菊、小菊の仕入れ値の高さは異常です。
三代目も経験がないほどです。
悪天候による露地栽培(ハウスではない栽培)の生育が遅れと、生産者の減少のためです。
三代目はインターネットを使って仕入れているので、何とかせりの前に商品を確保できますが、せりだけの仕入れではとても揃いません。
他の業界よりかなり遅れている花業界においても、インターネットは欠かせないツールになりつつあります。
でも、インターネットが使えても商売がうまくいくとは限らないのも事実です。

先日、中国の珠海にいる友人と話をしたのですが、中国に進出している日本の企業では、中国人従業員がより給料の高い職場を求めてすぐ離職してしまい、人員の確保がとても難しいと嘆いていると言っていました。
物が行き渡ってしまった日本も大変ですが、どんどん豊かになろうと発展している中国でも厳しいようです。

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プロフィール
HN:
Lantana
性別:
非公開
自己紹介:
「樋口生花店」

所在地
 兵庫県神戸市灘区
 水道筋3丁目1
 灘中央市場内

 (灘中央市場北入口を
 入って北側2軒目)


営業時間
 8:15~18:15


休業日(曜日により変更することがあります)
 お盆終了後2日間
 1月1日~1月7日
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