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21日の日食は。
私も日食グラスを入手し、「仕入れの日や…」と困惑気味の三代目にも「絶対持ってくる人いるから!」と渡しておきました。
果たして、市場ではセリの合間に数十人がグラス携え金環日食を見に外へ出たそうですよ^^
生きている内には多分二度と見られないものを見逃すのはもったいないもの!
私は自宅のベランダで、三脚に付けたカメラと並んで空を眺めていました。
実物の太陽が欠けていくのをグラス越しに見ながら、ND8フィルター(光量8分の1←太陽を撮るには明る過ぎ)を二枚重ねにして黒マジックで塗り潰してレンズの枠に両面テープで貼って減光したコンパクトデジカメのシャッターをモニターも見ずに切っていたら、ボケボケや…
そんないい加減な装備で綺麗に撮れるわけがない^^;
2秒のセルフタイマーを使ったから手ぶれはないはずだけど、やっぱりマジックの塗りむらがマズかったかな。
この青も黒マジックのインクの色なんですよ。
でも、撮影に集中しなかったお陰(?)で貴重な瞬間はしっかりこの目に焼き付けた!
薄く雲が掛かっていたので金環が途切れ気味だったけど、確かに見た!
この、自ら見たというのが大切なんですね、きっと。
テレビの日食特集やインターネットの綺麗な写真や自分で撮った間抜けな写真を見ていると、実際に見たものがどんなだったかごちゃごちゃになって分からなくなりそうでいけません。
情報が溢れ、何が本物か、何を信じればいいのか迷ってしまう今の世の中、自分の目で見た確かなものを見失わないように。
偶然こんな星の巡りの中に居合わせて素晴らしい体験をさせていただけたと同時に、ふと思ったことです。