Kobe Shitamachi No Hanaya 忍者ブログ
戦後間もない昭和23年創業、よそ行きの花、特別な時の花ではなく、お家で日常的に楽しんでいただける花、毎日神棚や仏壇にお供えする花を得意としております。 種類は多くありませんが、新鮮で長持ち、しかも納得価格です。 三代目とその妻の、花絡みのボヤキをどうぞ…
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ゴールデンウイークの人出、近場の行楽地は結構賑わっていますね。
自粛は何の得にもならないと、ようやく皆が気付き始めたのか。
特にこんな時は国内の消費が盛んになった方が望ましいので、実にいい感じです^^
また震災後日本から一斉に消えてしまった外国人ですが、今はネットなどで日本が安全だという情報を得て観光に来てくれる人もいます。
レジャーの一種となったお墓参りにも大勢の人が出掛けて、どの花屋も例年以上に売れているようです。
この調子なら、母の日も何とかなりそうな予感。

しかしここ数日大量に飛散している黄砂のせいで、体調が思わしくない人が多いと聞きます。
確かに一歩外へ出ると辺りは薄黄色く空気も冷んやりとして、深呼吸なんかしたらいかにも良からぬ物が身体に入ってきそうです。
六甲山もすっかり霞んでしまっています。
実際に黄砂には放射性物質が含まれているそうで、これはひょっとしたら福島原発の放射能漏れより危険かもしれません。
既に身体に症状が現れていることだし…

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予想に反してカーネーションの価格が上がってきています。
予約しておいて良かった。
天候不順でコロンビア産のカーネーションが不作なのが主な原因のようです。
震災以降、野菜と同じく切花は全体的にとても安く、生産農家の方々もさぞかし不安な思いをされたでしょうが、これで少ーしだけでも落ち着いたのではないでしょうか。

ただ、菊、小菊は需要が少ないため、仕入れ値は驚くほど安いです。
しかしながら我々小売店では相変わらず売れず、その恩恵を受けるどころか経営は厳しいままです。

普通は仕入れ値が安ければ助かりますが、売れなければいくら安くても大量には買えません。
そうなると花を作る側もやる気が失せてしまいます。
生産者の高齢化は進むばかりで、後継者は育たない。
生産者がいなければ花業界は縮小し、更に売れなくなる。
農業に限らず、伝統工芸の匠の技なんかも同様の悪循環に陥って消滅寸前あるいは既に消えてしまったものもありそうな…あーもったいない!
皆がお金持ちになれば、財布の中身を気にせず買い物できれば、世の中きっとうまく回りだすのだろうに、そんな時に、消費税増税ってアンタ!

5月は母の日の8日がほとんどゴールデンウイークの続きという、花屋にとっては期待の持てる日程になっています。
当店では、赤の大輪カーネーションが1本100円です。
カーネーションは例年通り仕入れの予約をしましたが、震災の影響で価格は例年とは違いさほど上昇しなかったので、どの花屋さんも少し安めに販売すると思います。
母の日となるといつも高いカーネーション、今年はお買い得ですよー!

毎日震災関連の悲しい報道ばかりで誰も花を飾る気になれないのは無理もありませんが、こんな時こそ経済活動を停滞させないことが、将来への希望に繋がると信じています。

先日テレビを見ていると、福島県の切花農家が放射能汚染のため切花の作付けをしないと言っていました。
ややややっぱり!
野菜がああいうことになれば、花だって同じ、出荷できないなら初めから作らない、そらそうや。
一番大変なのは一番元となる生産者の方々ですが、花が育たなければ当然花屋も困ります。
今年の夏は、いつもの暑さに大幅な品不足が加わり切花の高騰は避けられそうにありません。
日本中のあらゆる産業、個人が原発事故の被害者です。

最近特に疑問に思うこと。
果たして放射能汚染は本当に深刻なのか?

インターネット上では、毎日のように危ないいや危なくないいや危なくなくない…と諸説飛び交っています。
今のところ、万一何かあったらと思うからか「危ない論者」が多数派のようで、三代目と私もいろんな情報に目を通していたのですが、現時点では「危なくない」に一票。(決して原発に賛成という意味ではありません。世界中を不安にし不幸にする発電方法なんて、本末転倒です。)

判断材料の一つは、評論家の副島隆彦氏の現地調査です。
実際に福島の原子力発電所の前まで行き、いろんな場所で放射線量を測り、その結果、汚染は大したことはないというものでした。
一時的に自宅に戻っても何ら問題はない程度なのに、不安を煽られ遠い所へ半ば強制的に避難させられて、おまけに見知らぬ土地で福島県のどこそこから来たと言えば逃げられてしまうことさえあるなんて、気の毒過ぎます。
放射性物質は蓄積するから将来心配というなら、酒も煙草も一緒では??
また海外では、日本製の商品(食品以外も!)の輸入規制が掛かったり日本人が国外へ脱出しないのを不思議がったりしている割には、インサイダーとも言えそうな外国人投資家達が日本人が投げ売りをして下がった株を大量に買い込んでいます。
日本株がいずれ高くなることを見越している証拠ではないでしょうか。
そこで少しでも安く買うには情報操作を、と。
危ない説の黒幕はここら辺にいるのかも。
破綻必至の国の株を買う人なんていませんよ普通。

これはもう、世界規模の風評被害です!

これから暑くなると、切花の管理がとても難しくなります。
特に要注意なのは、セロハンなどに巻かれた花。
これは弱いです!

先日三代目は、得意なはずのオリエンタル百合の仕入れで大失敗をしてしまいました。
開花せず、花弁が茶色くなってそのまま腐ってしまうものだったのです。
どうも収穫してから花市場に来る前の段階で、冷蔵庫に保管されていたようです。
またその百合は多輪で、1本の茎に花がたくさん付き過ぎていたことも一因かもしれません。
あるまじき失敗で、今後絶対に同じことを繰り返さないよう観察するために自宅に持ち帰った花を、最後の一輪が駄目になるまで見届けようと今も飾ってあります。
ほとんどの蕾は茶色くしなびるだけだけど、中にはおしべが先に伸びて花弁から顔を出すほどにゆっくりでも頑張って咲こうとするのもあり、何だか気の毒です

百合は冷蔵庫が嫌いです。
仕入れ前でも、花屋の店頭でも、長時間冷蔵庫に入っていると開花しにくくなります。

花を買う時は、セロハンと冷蔵庫には気を付けてくださいね。

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プロフィール
HN:
Lantana
性別:
非公開
自己紹介:
「樋口生花店」

所在地
 兵庫県神戸市灘区
 水道筋3丁目1
 灘中央市場内

 (灘中央市場北入口を
 入って北側2軒目)


営業時間
 8:15~18:15


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