Kobe Shitamachi No Hanaya 忍者ブログ
戦後間もない昭和23年創業、よそ行きの花、特別な時の花ではなく、お家で日常的に楽しんでいただける花、毎日神棚や仏壇にお供えする花を得意としております。 種類は多くありませんが、新鮮で長持ち、しかも納得価格です。 三代目とその妻の、花絡みのボヤキをどうぞ…
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原子力発電所の事故により、野菜や魚から放射性物質が検出?!
―全国に嫌~な感じが漂った…
私も例外ではありませんが、冷静に考えればまず大丈夫という結論に至りました。
第一、出荷制限されるし、もし市場に出回っても毎日同じものばかり食べ続けるわけではないし。
因みに、普通に無害でも単一の食品を毎日大量に食べ続けるとアレルギーになるそうです。
どんなものでも食べ過ぎは身体に良くないのです。
問題は、出荷制限された地域産の全ての野菜が敬遠されていること。
魚だってこれから漁に出て立ち直ろうとしているのに、売れなければ話にならない。
口先では被災地の復興を願っていますと言いながら、実は激しく足を引っ張っている人が大勢いるらしい。
嘆かわしいことです!
放射能を必要以上に恐れるほど健康に気を遣う人に限って、頻繁に人間ドックでX線撮影やCTスキャンをしているような気がします。
しかし少なくとも、実際に現場で働く方々が著しく危険に曝されるのが当たり前だったり一旦事故が起こるととんでもなく収拾のつかなくなる原子力発電って、どう考えても間違っていると思います。

ところで、野菜が被曝しているなら花はどうなんだろう。
以下、農林水産省のページhttp://www.maff.go.jp/j/kanbo/joho/saigai/seisan_110411.htmlより。

Q.野菜等の出荷制限対象となっている福島県産、茨城県産、栃木県産、群馬県産、千葉県産の花を飾っても大丈夫ですか。

A.
1.現在、事故が発生した原子力発電所から半径30km以内の農産物(花を含む)は、出荷されていません。
2.もし、今回ホウレンソウから発見された最も高い数値である5万4100ベクレルの放射能をもつ花があったとし、これを1mの距離に2ヶ月間置き続けたとすると、被ばく量は合計で0.003ミリシーベルトになります。これは、日本における自然界からの年間平均被ばく量1ミリシーベルトと比べるとかなり低い数値です。なお、世界の年間平均被ばく量は2.4ミリシーベルトです。

【参考】外部被ばくについて
放射能の被ばくには内部被ばくと外部被ばくがあり、花からの被ばくは外部被ばくといいます。

花きに関する問い合わせは
生産局生産流通振興課花き産業振興室
代表:03-3502-8111(内線4828)
ダイヤルイン:03-3593-6496

「花からの被ばくは外部被ばくといいます。」とは、この記述は花を食用にしないことを前提としているのですね。
そういうわけで、食べさえしなければ大丈夫のようです。
あ、被曝していなくても食用の花以外は農薬があるから食べてはいけませんよ。

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『「自粛」で需要減 花の卸値下がる』
日本経済新聞3月31日夕刊の社会面の見出しです。
やっぱり切花は全国的に売れていないようです。
当店は幸いにも大震災前後の変化は少ない方ですが、節約や閉店のため飲食店関係の多くのお客様にご来店いただけないのは、一回当たりの購入金額が大きいだけにかなりの打撃になっています。
計画停電や自粛ムードによる経済活動の停滞、それに放射能汚染という目に見えない不安による食物への警戒感は当分続くだろうし、恐らく次にやってくるインフレと増税で人々の暮らしはより苦しくなるでしょう。

最近ふと宇宙戦艦ヤマトを思い出しました。
実写版の映画ではなく、一番最初のテレビアニメです。
当時中学生だった私は、放射能に汚染された地球を救うため宇宙の彼方イスカンダルへ運命背負い旅立った―というストーリーを全くの架空の出来事として見、ごく単純にわくわくしながらテレビにかじり付いていました。
ところが今、現実にあの「放射能除去装置コスモクリーナーD」が必要な事態が起こってしまうとは!
原子力発電所が地球のここかしこにある現代、そんな物はわざわざイスカンダル星へ行かなくても既に開発されていても不思議ではありません。
誰か隠してないで早く提出してください!

花屋にとって大変重大な問題が発生しています。
切花のセリ値が安過ぎて、このままでは花を作る人がいなくなります。
物が関西に集中するわ、自粛ムードで宴会など花の出番の多い行事が極端に少なくなるわ、一般消費者も花を楽しむ気持ちになれないわで、供給過多、需要激減のためです。

東京の大田花きの社長によれば、花の販売シェアは東京以東が7割、静岡以西が3割だそうです。
確かに以前東京に行きこの目で見た限りでは、神戸とは比較にならないぐらい切花がよく売れていました。
それがこの度の災害のせいでこんなことに…
でも残念ながら、元々花の売れない関西ではセリ値が上がるほど買い支えられません。

花ばかりでなく、水、保存食、トイレットペーパー、懐中電灯、ガソリン関連以外の物全てが売れていないように思います。
こんな状態が続けばその産業に携わる全ての人が生きていけなくなり、日本全体が共倒れです。
それだけではない。
株式市場では日本人投資家の狼狽売りで大暴落した日本の主要な会社の株を、外国人がどんどん買っているらしいのです。
彼らは株主として、日本を代表する大会社や大切なインフラ整備を担う会社を動かす権利を手に入れた。
えらいこっちゃ!!

ここは一つ、無闇に自粛自粛と我慢せずに被災地の迷惑にならない物を皆ができる範囲で買うことにより、日本の復興を支援しようではありませんか!
また寄付をするなら本当に被災地の役に立つように!
届け先が明らかでない一部の街頭募金や怪しげな慈善団体には気を付けましょう。

この彼岸、花のセリ値が安いです。
原因はもちろん東日本大震災。
被災地となり花屋さんが営業できなくなってしまった東北や関東に送る予定だった花が、大量に関西方面に入荷しているのです。
そんな訳で、当店もいつもの彼岸よりも安く仕入れることができ、通常の値段で販売しています。
彼岸といえばお墓参り、お墓参りに欠かせない墓花は1対(2束)1000円と格安です!
当店得意のオリエンタル百合各種も格安です!
ただお客様の財布の紐は固く、墓花セットばかりが売れてスタッフが休むことなく束を作っても追い付かないほどです。

日本が大災害に見舞われて、まだ影響の少ない私達に何ができるのか。
それは、まず平常心を保つことだと思います。
被災された方々の悲しみや苦労を思うと本当に心が痛み居ても立ってもいられない気持ちになるが、ここで皆が落ち込んでいては却って日本全体がどんよりと暗くなり復興への力が弱まってしまう。
普段考えもしなかったくせに、急に慌てて買い溜めに走ったりするのはもっての外です。
でも、これを機会に電気、ガス、水道の使い方を見直すのは良いことです。
必ず立ち直るんやという祈りにも怒りにも似た闘志を静かに燃やしながら、今まで通りに、今できること、今しなければならないことを黙々とこなしていこうと思っています。

この度の東北地方太平洋沖地震にて被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

実は三代目も阪神淡路大震災で自宅が倒壊焼失し、何一つ持ち出すことができず現金は勿論あらゆる物を失いました。
しかし、幸いにも命があり、大勢の皆様が助けて下さったお陰で何とか今までやって来ることができたのです。

第二次世界大戦後、日本は海外の人達にとって信じられないぐらいの物凄い速さで復興しました。
震災後も、私達の周りは瞬く間に復興しました。
何度潰されても、日本は必ず立ち直りました。
だから、今度も、絶対できるはずです。
皆で協力して乗り越えようではありませんか!

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プロフィール
HN:
Lantana
性別:
非公開
自己紹介:
「樋口生花店」

所在地
 兵庫県神戸市灘区
 水道筋3丁目1
 灘中央市場内

 (灘中央市場北入口を
 入って北側2軒目)


営業時間
 8:15~18:15


休業日(曜日により変更することがあります)
 お盆終了後2日間
 1月1日~1月7日
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