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テレビで、アメリカでは日本で生産された切花が大好評で絶賛の嵐、特にスイートピーの美しさに驚いている様子が報道されていました。
値段は中米、南米産の5~10倍でまだ輸入量も少ないけれど、アメリカの業者は今後どんどん輸入したいと言っているそうです。
アメリカ人は花にお金を掛けることに抵抗がないようなのに、当の日本人は日本産を安く買えるにもかかわらずなかなか買おうとしません。
それだけ生活や心に余裕がないのでしょうか…
さて、台湾で開催中の花の博覧会はとにかく広いです。
会場内に無料シャトルバスが走っているので、利用しない手はありません。
暖かい台湾も流石に今の季節は咲く花が限られていて、この日は台湾にしては寒い日だったからか、人人人ではありませんでした。
予約券なしで入れるパビリオンを一通り見て、花博グッズが今一売れていないのは不景気だからかと心配して、世界各国の庭園からそれぞれの国の観光客誘致に対する力の入れ方に思いを馳せて、でっかいイモムシの移動型アリーナでアカペラのコンサートを聴いて感動して、とにかく歩き回った一日でした。
赤はベゴニア、白はナデシコ
カラフルなポインセチア
植えたてのパンジー
移動型アリーナ(台湾語では「行動巨蛋」!)でのアカペラコンサートは素晴らしく、偶然見られたのはとてもラッキーでした^^
先日、三代目は勇気を出してケニア産のアルストロメリアを購入してみましたが、まだまだ国産の方が商品としてはかなり上です。
ただ、ボリューム感は国産に負けてはいません。
アルストロメリアはコロンビア産もありますが、ケニア産と同じような品質だと思います。
これらは全て技術者が現地に行き指導して作っているのでしょう。
でも、その技術者が日本人かどうかはわかりません。
台北には「建國假日花市」という週末に開催される壮大な規模の市があり、以前たまたま日程が合ったので行ってみたところ、ケニア産の薔薇やコロンビア産のカーネーションが扱われていたからです。
この花市、日本のガイドブックにも大抵載っていて興味のある人は多いと思いますが、切花の場合5本や10本単位の束で売っているので一般消費者には買いづらいかも。
あ、切花は海外から日本国内へ持ち込む際検疫対象になりますよ。
台湾では、花市だけでなく普通に街中にたくさん花屋さんがあります。
値段は食べ物の安さを考えると高めですが、日本と違ってよく売れています。
生活の中に花がうまく溶け込んでいるのですね。
台北101の中にあるちょっと高級志向の店で、あの人気のピンポン菊が「兵兵菊」という名前で1本80元(約230円)で売られていました。
かわいいネーミング^^
かわいいと言えば、ミスタードーナツのエンゼルテディパンが、あちらでは「熊太郎」でした!
日本では、くまキャラメル・くまイチゴ・くまチョコですが、台湾は杏仁熊太郎・草苺(イチゴ)熊太郎・巧克力(チョコ)熊太郎・抹茶熊太郎、1個40元です。
今調べてみると、結構ブログのネタになっているようです
先日、大手量販店の花売り場を見たところ、未だに昨年末の正月用の花が売られていました。
もちろん、新鮮なはずもなく値段も高めなので誰も買いません。
大手量販店は花の管理が不得手です。
その点、当店は全ての切花を三代目がしっかり管理しています!
切花の売れ行きについては、14日と15日に少しだけ変化がありました。
15日は正月用の花を新しい花と取り替える日だからです。
でも、皆が皆行動を起こすわけではないので、思ったより暇ですが。
このように、段々と昔は当たり前だった習慣が薄れてきています。
誰も親から子へとそんな伝統を教えないのでしょう。
台湾のお寺や廟では、大勢の老若男女が真剣に祈っている姿にいつも感心します。
日本でも去年はパワースポットブームでお寺や神社への参拝者が随分増えたそうですが、目に見えない何かに対する考え方が、どこか違うような。
非日常を求めてパワースポットを訪ねるのも脳の活性化には大事なことだけど、何か、もっと日常的なことにパワーの源があるような気がするのです。
年明け早々どの花屋も売れ行きが良くないようです。
この寒さのためか花の入荷量は少ない反面、輸入物がとても目立つようになりました。
薔薇、スプレー菊、百合以外に、何とケニアからストックが入ってきました。
まだ三代目は買ってみる勇気はありませんが。
日本の生産者にも、こんな風に小売店同様次から次へと競争相手が現れます。
本当に厳しい競争社会です。
さて、今回の台湾旅行の1日、台湾鉄道に乗って新竹へ行きました。
ここはビーフンで有名で、城隍廟(じょうこうびょう)という廟の屋根付きの境内のような所一帯にはビーフンを始めいろんな食べ物屋さんが集まっています。
2年前はお参りついでに食事をする人でごった返していたのですが、今年はほとんどの店が休業でした。
ちょうど新年を祝う祭りの日だったからかもしれません。
ビーフン目指して行ったので少し拍子抜けしたけど、この祭りに遭遇するのは結構ラッキーなことらしく、熱心に見学したり拝んだり写真を撮ったりする人達でいっぱいでした。
いいことがあったらいいなぁ^^
幾つも飾ってあった供え花はさすがは南国台湾、でっかいです。
オリエンタル百合、ガーベラなど、日本では見たことのない大きさです。
それに比べて、寒い韓国から輸入されるオリエンタル百合はとても小さいです。
表面積を小さくして寒さから身を守っているのでしょうか。
城隍廟の祭り
鉦や太鼓を奏でている人や、お経でもなさそうな言葉を歌うように発している人は、何故か普段着です。
城隍廟の花
大きさは日本産のおよそ3割増!
新年は7日から営業していますが、花が寒さで長持ちするため全く売れません
市場も、入荷量が少ない割には安値です。
近隣の生花店の昨年末の正月商戦は悪天候で皆かなり苦戦したようですが、当店は有難いことに遠方からも多くのお客様にご来店頂きました。
普段来られなくても、年末には必ず来て下さるかたもいらっしゃいます。
正月商戦は一年間の集大成のテストであり、その年の店の営業姿勢が試されます。
幸い当店は合格点のようです。
年々商売は厳しくなりますが、何とか頑張らないと。
年始は恒例の台湾旅行でした。
毎年同じ時期にほぼ同じ場所で定点観測しているわけですが、今回特に思ったのは日本人はとにかくお金を使わないということ。
免税店では買い物をせず、食事も高い所へは行かず安い食堂若しくはコンビニで済ませているようです。
―まあ、私達もほとんどの食事が夜市でしたけどね^^;
そんなご時世を象徴するかのように、ガイドブックに必ず載っている主に観光客(日本人)相手の高級レストランが何と閉店していました!