戦後間もない昭和23年創業、よそ行きの花、特別な時の花ではなく、お家で日常的に楽しんでいただける花、毎日神棚や仏壇にお供えする花を得意としております。
種類は多くありませんが、新鮮で長持ち、しかも納得価格です。
三代目とその妻の、花絡みのボヤキをどうぞ…
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あっという間にお盆も過ぎ、もう秋の彼岸が見えてきました。
今年は特に花が高く、三代目は仕入れにかなり苦労していましたが、たまにこんな時がなければ花の生産者はやってられないでしょう。
派手に曲がってますねー^^;
でも、切り花のハスとしてはとても珍しく綺麗に咲きました。
仕入れた当初は当然蕾だったんですよ。
この2日後にはあっさり散ってしまって、やはり値段なりのものだったのかとちょっと残念。
実はその後もずっと水に生けておいたところ、どんどん茎が真っ直ぐになっていったのですが、それも何とも間が悪い。
順序が違えばもっと高値が付けられただろうに、人間も植物も要領の悪いのはいるもんですね。
切らなければこんな風に育ったかもしれないのに、切り花とは因果なものです。
だから、私は折れてしまったりして連れて帰った花はできるだけ長く見た目が限界を超えてからも暫くは生けておき、最終形態を見届けるようにしています。
それで結構いろんな発見があったりもします。
思いがけず根が生えてきたりして結構面白いんです^^
思いがけず根が生えてきたりして結構面白いんです^^
そもそも、仏花や墓花は生き物の命に思いを馳せるよすがであるという考え方もあり(いわば緩やかなメメント・モリですかね)、だとしたら尚更、花は美しさを愛でるだけでなく自然に枯れていく姿を見ることにも意味があると思うのです。
うーん、奥が深い。
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