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急な冷え込みにより、花の入荷量が少なく仕入れ価格が高騰してきました。
しかし当店では花が長持ちするために、全く売れません。
神戸の他店も同様のようです。
切花(墓花、仏花、榊などを含む)の最大の購入層は70~80代の人ですが、この年代はどうしても体調に不安を抱えていることが多いので、必然的に花屋の苦戦にも繋がります。
全くもう暗い話ばかりだけど、当店始まって以来とも言える苦境なのです。
阪神淡路大震災の時の方が、今より遥かに売れました。
とにかく、いろいろ工夫して頑張っていかなければ!
ゴールドストライク(薔薇) 神戸産 3本200円
海のほのか(トルコキキョウ) 熊本産 2本300円
ガーベラ 静岡産 各色5本200円
全国的に生産者、卸売市場、卸・小売店が一体となって花を普及させる運動が始まったようです。
当店にはまだ協力要請はありませんが、本当に真剣に考えなければいけないと思います。
今年は悪天候のせいで切花が高く、しかも猛暑で花持ちが悪いというダブルパンチで消費者の花離れが起こりました。
当店の状況や他店のブログから推察するに、今もそんな状態は続いています。
遂には消費低迷のため、普段は高い薔薇も安く、高いのはカスミソウとトルコキキョウだけになってしまった…
(花の卸値は野菜以上に乱高下するので、今後どうなるかはわかりませんが)
先日、少し離れた所に「ライフ」というスーパーが開店したので行ってみました。
入口付近にはお決まりの花売場があるにはあるけど、全く売れてなーい!
カサブランカもトルコキキョウも、何と原価割れで売っているのに誰も買いません。
開店して間もないから沢山の人人人で溢れ返っていたのに、誰も花売場には見向きもしないのです。
他店のこととは言え、何ともトホホな気分です
当店で販売中の京都府網野町のオリエンタル百合は、寸法は短めだけど発色といい花持ちといい抜群!
どうすればあれだけ上手に作れるのか、一度見学したいものです。
日本の花農家の技術は、世界でもトップレベルだと思います。
ただ残念なことに、花が売れないために花屋同様花農家の経営も大変厳しいでしょう。
大田花きの社長のコラムによれば、従業員5人以下の小規模な花店の経営状態が悪化、そして仏花中心の店は「ついで買い」できるスーパーの仏花売場に負けることが多くなってきたとあり、当店はまさにそういう花屋なので、そのあたりの事情はよくわかります。
しかし、再三書いてきたように、花の管理においては決して量販店には負けないので、その場限りの価格ではなく品質を是非重視して頂ければ、絶対損にはならないはずです。
ストライカー(百合) 京都網野産 1本350円
ユニバース(百合) 京都網野産 1本350円
コムカドーレ(百合) 京都網野産 1本350円
レイクミシガン(百合) 京都網野産 1本300円
花がとても長持ちする季節になってきました。
同時に、すぐ開花する季節でもあります。
花にとって過ごしやすい気温であることと1日の寒暖の差が大きいことによります。
間もなくリンドウの出荷が終わりますが、残念ながらこの最終の時期になってリンドウは最も長持ちして綺麗に咲くのです。
暑い盛りに弱いところばかり見られて敬遠され勝ちな気の毒なリンドウ、元気な今を是非楽しんでいただきたくその辺りをご説明の上販売しております。
スナップ(金魚草)の出荷が始まりました。
ひらひらした金魚の尾のような花弁が綺麗な花で人気があり、当店では只今黄色のSサイズが5本200円!
これから暫くは、切花万歳の季節ですよ。
トルコキキョウとカスミソウ、アルストロメリア以外の花は、安くなりました。
小売が売れないため、入荷量は前年より少ないのに卸値は上がりません。
今年は猛暑で切花があまりにも弱く、消費者が購入を控えるという傾向が今も続いているのでしょう。
売れない→値下げ→でも売れない→…どーせーいうねん!
と、このまま既存の購買層が薄くなっていくのは、花屋にとって一大事です。
実際、他店のブログなどを見ると物凄い危機感を持っている様子がひしひしと伝わってきます。
無論、当店も同じです。