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花はトルコキキョウ、カスミソウなどを除いて恐ろしいほどの安値です。
でも、この暑さでは売れません。
もうすぐやってくる地蔵盆には少し売れるでしょう。
と、期待してみても、神戸は震災で多くのお地蔵さんが倒壊したため、昔のようには売れません。
そういえばその震災、当時とはまた違った深刻な影響が、最近になってあちこちに現れてきています。
震災後に生活の建て直しのため組んだローンがこの不景気で払えなくなり、自宅を手放したり店を閉店したりする人がたくさんいるのです。
大変な被害に遭い、それでも何とか気を取り直して再出発したのに…
先日、岡山へ行く機会がありましたが、神戸と違って消費活動が盛んな様子でした。
中国自動車道の美作(みまさか)を出た所のマルナカでは、高価な肉や刺身もよく売れています。
同じマルナカでも地元灘区のマルナカは、人口こそ多いけれど特売品ばかりが狙われているような^^;
景気が回復基調などという声も聞こえてくるが、それは所詮神戸以外の話だろうと思える今日この頃です。
盆明けの切花のせりは、予想通りの大暴落でした。
特に大菊、小菊は、最後は買い手がないほどです。
ハウス栽培の白の大菊だけは、葬儀需要で少し値崩れを免れましたが。
ただ、花は安くなっても、売れる量は限られているし、安売り店がここぞとばかりに安売りを仕掛けてくるというお約束のパターンが待ち構えています
でも、最後に消費者に受け入れられるのは、安売りの花屋ではなく、一定の品質の商品を年間を通して納得価格で販売する花屋だと思うのです。
今年のお盆。
花は総じてとても高く、数日前にはNHKの夜のニュースに取り上げられていたほどですが、納得価格で販売しお陰様でよく売れました。
蓮の花は猛暑に強いらしく今年は安かったので、昨年よりは売れました。
特に当店の看板商品のお墓参り用の花は大好評で、スタッフ一同でせっせと作っても追いつかないぐらいでした。
ただし、利益はというと…残念です-"-;
花市場では8月13日、14日にこの間まであれ程高かった小菊やりんどうが大量に入荷し、大暴落を起こしました。
明日以降ほとんどの花屋さんが盆休みに入るので、たとえ安くなっても誰も買わないんですけど!
どうも値段を高い所で安定させるために出荷を見合わせていたとしか思えません。
いつも、この業界はこんな感じで情報開示が的確ではないのです。
菊、小菊が相変わらず高いです。
特に、小菊の高さは異常です。
菊の産地である三木の切花農家を訪問した人の話では、まだ花のつぼみが硬くどうもお盆には間に合いそうにないようです。
長野県の産地からはハウス栽培された菊、スプレー菊の出荷がかなりありますが、お盆需要を満たすことはできません。
マレーシアのスプレー菊も大量に輸入されていますが、それでも量が足りないのです-"-
しかし、オリエンタル百合、特にカサブランカはたくさん出荷されており、安いです。
蓮の花も連日の好天で数多く咲くので、とても安いです。
それにしてもこの不景気でこの異常な高値…本当に困ります。
そういう訳で、販売ページは暫くお休みです。
いよいよ、もうすぐお盆です。
お盆の花といえば蓮の花ですが、当店は地元産の蓮を仕入れますのでとても長持ちします。
是非、お買い求め下さい!
ただ、最近は地元神戸市北区の蓮池が減ってきて、収穫量も以前ほど多くないようです。