Kobe Shitamachi No Hanaya 忍者ブログ
戦後間もない昭和23年創業、よそ行きの花、特別な時の花ではなく、お家で日常的に楽しんでいただける花、毎日神棚や仏壇にお供えする花を得意としております。 種類は多くありませんが、新鮮で長持ち、しかも納得価格です。 三代目とその妻の、花絡みのボヤキをどうぞ…
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灘中央市場のある商業地域は、複数の商店街と複数の市場から成り立っています。
その店舗の数は約500軒。
市場にはそこはかとなく昭和の香りが漂い、訪れれば30年昔にタイムスリップしたような感覚を味わえます。
残念ながら樋口生花店はメイン通りから離れており、知っていなければたどり着くのが難しく、そのせいか95%以上が固定客です。

かつて阪神淡路大震災で自宅が焼失し、何一つ取り出すことができず全てを失った三代目は、約1ヶ月後、一人で店を再開しました。
幸い灘中央市場は、多少の被害はあったものの倒壊は免れていたのです。
三代目は、家がなくても店があれば何とかなると思い、不思議なことにそれほど悲壮感はなかったと言います。
むしろ、今現在の日々厳しくなる経営状態を、将来どうなってしまうのかとかなり心配しています。
長いお付き合いの近隣のお客様ばかりでなく、初めてのかたにも是非、灘中央市場および当店にお越しいただきたいと思っております。


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ストック 兵庫淡路産 各色1本60円

良い香りです。


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オンシジウム 台湾産 2本250円

独特の姿形はアレンジに重宝します。


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クリスタルブランカ(百合) 新潟十日町産 1本500円

カサブランカとは香りが違います。

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切花は、手入れの仕方次第でより長持ちします。
前回、花のメンタル面での手入れ(話しかける^^)をお話ししましたが、今回はテクニックを少し。

まず、切花を買ってきたら、生ける前に「水切り」をします。
洗面器や洗い桶など大きな器にたっぷり水を入れ、花の茎をその水の中で切り、そのまま花全体に水が行き渡るまでしばらく置いてから生けます。

茎の切り方について、一般には、茎に通っている水を吸い上げる管をつぶさないよう、はさみで斜めにスパッと切るだけですが、菊は手でポキッと折った方がよく水が上がります。
でも、茎が柔らか過ぎて折れずに曲がってしまう時は、潔くはさみで切りましょう。
バラは水が上がりにくいので、切った茎の先に十字の切り込みを入れたり、切り口をガスコンロで黒くなるまで焼いたりします。
ただし、火を使う場合は、花が熱くならないよう茎の長い花でお試し下さい。

咲き切って花びらがくたびれてきた花は、その花の付いた茎が枝分かれしている根元から切り取り、他のつぼみに栄養が行きやすくします。
茎がぬるぬるしてきたら、水で洗って上記の要領で2cmぐらい切り戻しましょう。
水も取り替えてね。

花を生ける水にハイターなど塩素系漂白剤を一滴入れると、殺菌効果により花が長持ちしますよ。


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ウィレクアルベルティ(百合) 6~8輪付 京都網野産 1本350円

薄いピンクの百合です。


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セラノ(百合) 7輪付 新潟産 1本400円

大変華麗な黄色い花です。


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スプレーバラ 和歌山産 1本70円

ズバリ下町価格!

当店の切花は、基本的にどの花も1本からお買い求め頂けます。
束で販売している商品も、スタッフにお声をかけて下されば、束をほどきます。

多くの生花店では、売りやすさ、買いやすさから束販売を用いていますが、本当は、切花にとって束にするのは品質保持のためには良くないのです。
セロハンで巻かれ、風通しが悪く蒸し暑い中にいる花たちが、どれだけ迷惑していることか…

そこで、買って帰った切花を水に生けたら、ほめたり応援したりとたくさん話しかけてみて下さい。
花はれっきとした生き物ですから、きっと綺麗に長く咲き続けてくれますよ。

この度、遂に切花の地方発送に踏み切る方針を固めました。
今回が初めてで、いろいろ至らぬ点があるかと思いますが、一生懸命取り組みますのでよろしくお願い致します。

最初は比較的輸送の環境に強い百合のみ取り扱い、発送日は月・水・金で、その日市場で仕入れた花をその日の内に発送します。
従って、鮮度は抜群です!

また、ご来店によるご注文分は、お支払い済みであれば即日発送可能です。
お電話、FAXでご注文の場合、入金確認後の月・水・金曜日の発送になります。

尚、気温と花持ちの関係により、地方発送は10月から翌年5月の母の日までとさせて頂く予定です。

詳細が決定し次第、このブログ内のどこか(?!)に掲載致します。

最近、切花が出荷される地域の切り替えが進んでいます。
例えば百合の場合、従来の新潟、岩手、北海道などの寒冷地から、高知、徳島などの暖地に移ってきています。
また、ハウス栽培が増え、どの地域も生産期間が長くなる傾向があります。

当店のある神戸近郊の、三木、山田、淡河、伊川谷、淡路なども主要な花の生産地です。
12月になれば、淡河(おうご)から三代目が大好きなチューリップが出荷されます。
チューリップといえば富山が有名ですが、業者の間では、淡河のチューリップは全国一だと評価されています。
中でもジャクリーン、ピンクダイヤモンドは双璧です。

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プロフィール
HN:
Lantana
性別:
非公開
自己紹介:
「樋口生花店」

所在地
 兵庫県神戸市灘区
 水道筋3丁目1
 灘中央市場内

 (灘中央市場北入口を
 入って北側2軒目)


営業時間
 8:15~18:15


休業日(曜日により変更することがあります)
 お盆終了後2日間
 1月1日~1月7日
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