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先日市場で買い物をしていると、隣で二人組のおばさんが「あら、安いのね」「まあ、珍しいわね」などと話しているのが聞こえてきました。
コテコテの神戸弁とは違う言葉遣いや話の内容から、どうも初めてここへやってきたようです。
こんな風に初めてこの市場に来てくれる人がいるなんて、とても嬉しくなりました。
いつも同じ店に同じ顔ぶれが出入りするばかりで、そのメンバーも年を追うごとにじわじわ減ってくる。
そうなると店も一軒二軒となくなっていく。
それではいけない、一人でも多く新しい人に来てもらいたいのです。
最近、下町ツアーなるものがあちこちで開催されているようです。
下町の町並みを見学し、下町の店で買い物をし、下町の人情に触れるのを楽しむとはどういうことでしょうか。
市場がスーパーマーケットに取って代わられた原因の多くは、買い物が一箇所のレジで済まないことと市場ならではの対面販売の煩わしさにあるはずなのに、何故かそれらを売りにしています。
あのおばさん達も、もしかしたら個人的に下町を体験しに来たのかも知れません。
時代は巡っている、波がある。
今は敬遠されていても、いつかは見直される、そんなものだと思います。
それでは、今はまだ活気のある台湾の市場も、日本のように衰退していくのでしょうか。
そして何年後、何十年後かにまた甦るのでしょうか。
三代目と私は、台湾の市場がこれからどうなっていくのかを見てみたくもあり、毎年台湾へ足を運ぶのです。
カサブランカ(百合) 高知産 1本600円
紅桃 香川産 1束300円
なたね 淡路産 4本150円
今年も早いもので、2月も半ばを過ぎました。
そろそろ桃の花が売れ始める時期です。
しかし、当店では例年になく売れ行きが芳しくありません。
年々雛人形を飾る家庭が少なくなってきたのも一因でしょう。
何度も言うようですが、一度桃の花を飾ってみませんか?
きっと気分が変わりますよ^^
ところで、ちらりと聞いた話では今年は「餃子」がブレイクするらしいです。(ホンマかな)
日本で餃子といえば焼き餃子、中国では水餃子が多いようです。
でも北京料理なら焼き餃子、しかも大きくて皮が分厚い!
以前台湾の本格(?)北京料理店で何も考えず三代目と私で二人前を注文したところ、その大きさと量に驚愕し、二人がかりでも食べ切れず残してしまうという苦い経験をしました。
中国や台湾の人達は食事を残すことに違和感がないようですが、残ったとしても遠慮なく持って帰るのをよく見かけます。
それはとても良いことだと思います。
台湾へ行く度に、人々の食欲の旺盛さには驚かされます。
さて、どんな餃子が流行るのか、楽しみです。
中国は只今春節です。
日本はもちろん世界各地に中国からの旅行者がいるようで、三代目の友人も中国の珠海から一時帰国しました。
生の声を聞くと、本当に中国の景気は良いそうです。
ニュースでも、今年の1月の自動車販売台数は前年の2倍、海外旅行者は春節だけで1200万人に達する見通しと。
それに比べて我が国は社会が成熟し切って皆に一通り物が行き渡っているのか、なかなか消費が進みません。
先日、三井アウトレットパークへ行ったのですが、アウトレット品を前にしてさえ人々の財布の紐は固いらしく、休日なのにあまりにもお客さんが少なくて足を踏み入れづらいお店が幾つもありました。
昼食時だったので、飲食店は潤っていましたが…
そもそもアウトレットとはB級品や正規の値段でしかるべき時期に売り損なった型遅れ品ですから、アウトレットショップにあれだけの物が山積みになっているということは、それだけまともに売れなかったということじゃないですか。
どう考えてもこのままではまずい。
そこで三代目は、日本は観光産業にもっと力を入れたら良いと言います。
例えば、冬の北海道は、中国の温暖な地域や香港、台湾の人に大人気です。
オリンピックも始まったことだし、何となく外国へ行ってみたいムードが世界中に広がって日本にもたくさんの人が訪れてくれれば、いい感じにならないかなぁ。
ただし、旅の恥は掻き捨てだからといって「迷惑行為」や、日本は刑罰が緩いからといって「犯罪」は駄目です!
リアルト(百合) 高知産 1本500円
サナ(百合) 高知産 1本400円
スナップ(金魚草) 香川産 5本300円
グラジオラス 鹿児島産 1本60円
最近は外国産の切花が多く出回っています。
薔薇はケニア、カーネーションはコロンビア、エクアドル、中国、スプレー菊はマレーシア、デンファレはタイ、オンシジウムは台湾、百合は韓国、シンビジュームはニュージーランド、その他各国から様々な花が輸入されています。
中でも、コロンビア産のカーネーションはとても長持ちです。
はるばる地球の裏側からやって来るというのに、日本産に見劣りしません。
寒暖の差が大きいコロンビアの気候のお陰です。
今後も輸入花の品質はどんどん改善され、国産と競い合うことでしょう。
ただ、これからは農薬の害が問題になると思います。
さて、農作物は輸入されるものもあれば輸出されるものもあります。
この間、中国の蘇州で青森産のリンゴが1個11万円以上で売られたそうです。
こんな感じで。
今、中国では日本産の食べ物が人気のようですが、それにしても1個11万円とは…