戦後間もない昭和23年創業、よそ行きの花、特別な時の花ではなく、お家で日常的に楽しんでいただける花、毎日神棚や仏壇にお供えする花を得意としております。
種類は多くありませんが、新鮮で長持ち、しかも納得価格です。
三代目とその妻の、花絡みのボヤキをどうぞ…
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今年の松市は高かった…
関西より東日本の方が、更に高かったようです。
その原因は、松の主産地の茨城県で生産者が被災地の自粛ムードを予想して栽培量を減らしたり、生産者が原発事故で避難しているため福島産の入荷がゼロだったりして供給が少ないにも関わらず、例年並みに仕入れる生花店が多かったことにあります。
宮城県や福島県では何と5割高!
これは飽くまでも卸値で、店頭の小売価格はやっぱり例年並みになりそうだとか。
以上、12月10日の日経新聞朝刊の内容です。
それにしても、東北の方々はあれだけの大変な被害があっても正月用の花は外せないらしく、そのために花屋さんは高値なのにしっかり仕入れて準備をするのだから、何だかんだ言っても花は凄いんですね。
物言わぬ花が人々に勇気と感動を与えるのでしょう。
花って不思議ですね。
なければないで生活に困らないけど、あれば何かが変わる。
私達もそんな不思議なものを扱う仕事をしていることを自覚して精進しなければなりませんね。
今年は千両も昨年比で2~3割少ないようなので、松同様に高くなるでしょう。
ただ東北の松と同じく、仕入れが高くても小売値はどの花屋さんも上げてこないと思います。
不景気だけは、なかなか変わりません。
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