Kobe Shitamachi No Hanaya 忍者ブログ
戦後間もない昭和23年創業、よそ行きの花、特別な時の花ではなく、お家で日常的に楽しんでいただける花、毎日神棚や仏壇にお供えする花を得意としております。 種類は多くありませんが、新鮮で長持ち、しかも納得価格です。 三代目とその妻の、花絡みのボヤキをどうぞ…
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あっと言う間に年末がすぐそこまで来てしまいました。
当店は、クリスマスらしい品揃えはしませんが、お正月用の花や注連飾りはがっつり準備します。

ところで、ここ2、3年ちょっと気になることが…
神戸、大阪辺りでは、注連飾りと言えば「ごんぼ(ごぼう=牛蒡)」と呼ばれる横長の太い牛蒡みたいな縄が当たり前だったのですが、最近スーパーやホームセンターで売られているのは大半がクリスマスリースのような輪っかです。
関西以外には伝統的に輪になった注連飾りもありますが、それとはどうも似て非なる物です。
干支の動物なんかも付いていてとても可愛いけど、大阪生まれ大阪育ち神戸在住のごんぼを見慣れた私は「それちゃうやろ!」と心の中でつっこんでしまいます。
多分、既に日本全国どこでもスーパーではリースタイプのものがほとんどなのでしょう。
そのうち、いろんな形のしめ飾りがあったことが昔話になるのではないか。
地方によって違いがあるから面白いのになぁ。

で、リースならクリスマス、今でしょ!ということで、急遽作ってみました。
さくっと仕上げるつもりが、地金を溶解したりちっこいリボンを削り出したりマラカイトのカボションをドーナツ型に研磨したりロウ付けが意外にややこしかったりで結構手こずったペンダントトップ。
クリスマス当日にはこっそりこれ付けて注連飾りを作っていることでしょう。
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紅葉の綺麗な季節ですね。
今年の紅葉は今だけなのです。
来年、同じ紅葉が見られるとは限りません。
普段、自然の賜物である花をたくさん目にしていても、やはりナマの自然には心惹かれます。
それに、切花はある意味人工的な商品なのかな、と思うことも多々あります。
第一、殆どの花が厳重な管理下で栽培されている。
あれだけ大量にほぼ均一な品質で出荷するのにどれだけの手間暇がかかるのか、想像しただけで気が遠くなります。
なのに、消費者にとってはそれが当たり前で、同じ種類であれば、同じ大きさ、同じ太さ、同じ花付き、同じ開花時期、そして、等しく茎が真っ直ぐであることが好まれます。
同じ値段なら同じものを…となるのでしょうか。
花は生きているのだからそれぞれ個体差があり、そこが面白いのだと理解できそうなものなのにね。
また、少しでも花を育てたことがあれば、いつでも同じ形に育つことが如何に稀であるかも分かると思います。
花器に生けた時に工業製品のようにどれも皆同じ顔をしてきちんと揃っていることが、果たして生き物である花の値打ちであると言えるのか。
うーん、個人的独断的破壊的な花屋の私は、そのような方には年中同じ佇まいで私たちに癒しを与えてくれる造花をお勧めいたします。
 西宮の甲山(かぶとやま)森林公園にて。
よく見ると、アブが合掌。この花に逢えてありがたや。
 肝心の紅葉です。
 なるほど、「かぶとやま」ですね^^
トイレの芳香剤を「森の香り」にしてみました。
早速取り付けると、辺りには爽やかな森の香りとやらが漂い始め…って、これ、森かいなっっ!
でも、この製品に限らず人工的な森の香りって皆こんな感じのような気がします。

昔から文房具やシールに付いているイチゴの香りなんて、本物のイチゴとは似ても似つかないのに、堂々とイチゴの香りを名乗っていて、自分もそんなもんだと思っていた。
人工物から同じ匂いがすれば「うん、イチゴや。」と納得していた。
でも、本物がどんなものかも知っている。
つまり、人工と自然を脳内で無意識に分けてイチゴの香りを認識していたのでしょう。
だから、人工物から自然のイチゴの香りがすれば、結構驚いてしまうかもしれません。
何これ、イチゴやん!ってイチゴと書いてあるがなっ!と一人ボケツッコミです。

しかしながら本当に困るのは、本物の香りを知らないことだと思うのです。
店で花だらけの中にいるとどれがどの匂いか訳が分からなくなるけど、意識して嗅いでみるとそれぞれ違っていて面白い。
一口に百合だ薔薇だと言っても膨大な種類があり、香りも違います。
香りのみならず、人工的作為的なモノや情報に慣らされて、それが本物だと信じ込んでしまうことの怖さ。
これはこうだと思い込まされて思考停止、全て同じ方向へ誘導されてしまう。
勿論、操られていることにすら気付かない。
もしかして違うんじゃないかと言葉にすれば、猜疑心が強いとか協調性がないとか、ダメダメレッテルを貼られる。
そんな生き辛い世界に生きているのですよ、我々は。

奇しくも大手ホテルチェーンの食材誤表示(食材偽装)が明らかになり、いかに人の味覚というものはいい加減かと再認識しました。
勿論、偽装は大罪ですが、それを見抜けない人が大半だったとも言えます。
味覚の頼りなさに加え、伝統あるホテルの名の下で魅力的な言葉が躍るメニューと来れば、騙されない方が凄い。
多分、こんなのは氷山の一角でしょう。
今この瞬間も、全国の一流レストランの厨房でプルプル震えながら肉や魚を捌きジュースを注ぐシェフが少なくとも100人はいると思います。
いや、味や見た目で騙すのは簡単なのでしょう。
告発さえされなければ。

大衆に迎合できなくても騙されない人になりたいな。
消費税8%、やっぱりですね。
もうこれは随分前から仕組まれていたことに違いない。
大丈夫、大企業は減税するから、って…大企業って日本の全ての会社や商店のどんだけを占めてると思ってるんですか。
大幅な減税対象になるような大企業は恐らくほんの一握り、しかもそこに勤める人の給料は減税した分増えるなんてことはないでしょう。
何も知らない、知ろうともしない善良な庶民を、子供たちの未来のために^^などと甘言を弄して洗脳し、激しく抵抗されることもなく、サラッと筋書き通りにやってくれましたね。

こんなことをして喜ぶのは誰でしょうか。
国家が疲弊してガッツポーズをかますのは誰でしょうか。
悔しくて仕方がないけど、非力な私はやられてもやり返せません。
防戦一方、自分の身は自分で守るしかありません。
日々の生活の中で、当たり前過ぎて見逃している無駄はないか。
安いからといって使わない物を買ってしまうとか、食材の廃棄率が高いとか、携帯電話のプランを長年見直していないとか、歯磨きの時に水を出しっ放しにしているとか…
一時的な駆け込みショッピングなんて、ほとんど自己満足にしかならない。
後半年間いくら高額商品を前倒しで買いまくったとしても、増税後の買い物の方がずっと多いのですから。
それに、販売する側は増税後に売り上げがガタッと落ち込むのを避けるために必死に努力するでしょう。
三代目も(答えは出ないが)考えているようです。

先日の彼岸も、予想通り1対(2束)1000円の墓花ばかり売れました。
仕入れ値は高いのに、品質、量共に妥協しない、薄利多売の極み(ノД`)・゜・。
でも、大変なのは当店だけではないようです。
例えば、安さが売りの輸入品ですが、このところの円安で高騰しています。
安さ第一で中国産をメインに扱っている花屋は、消費税との倍返しでどえらい目に遭うと思います。
それどころか一般的に輸入品は暑いと特に弱く結局大量に捨てることになるので、三倍返しですね。
あれ?使い方間違ってる??
東京オリンピック開催が決定しました。
その瞬間の皆のとびきり嬉しそうな姿に、私もとても幸せな気持ちになりました。

が!!!
ちょっと奥さんっ、これって景気回復すると決めつけて消費税増税決定ってことちゃうん?!
五輪と引き換えにTPPその他諸々で世界を牛耳る人達の言いなり&やられ放題決定ってことちゃうん?!

インフラ整備で建設業が儲かるとか、人の出入りで旅行業や宿泊施設が喜ぶとか、スポーツ関連商品や大画面テレビがバカ売れし、スポーツ教室が大盛況とか、景気のいい話が先走りしている。
もちろん、そうなれば何よりですが、7年後ですよ7年後。
思い出してください、7年前を。
すっかり変わってしまったじゃないですか。
長いんですよ、7年って。
それまでの間、庶民は増税にげっそりし、国はオモテナシの準備にかまけて物事の優先順位を狂わせ、受注受注で嬉しい悲鳴になるはずの工事がTPPで海外からやってきた業者にごっそりかっさらわれ、更に更に、日本のことが大嫌いらしい2018年冬季五輪開催国と全面協力して2つのオリンピックを成功させると言いながら実はいつものように思いっきり貶されつつ何故か金や技術や人材を無暗に一方的に提供させられ、と、鈍い頭で考えても不穏なことだらけです。
当店のような花屋他小規模の小売業は、消費税が上がった時点であっぷあっぷです。

浮かれている間に、水面下でとんでもない見返りを要求され、気付いた時には日本国民総どん底だったなんて、私は嫌やー!
せめて、得るものと失うもののバランスが崩れないように、あの笑顔が7年後本物だったと思えるように、神戸の片隅で祈ってます。
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プロフィール
HN:
Lantana
性別:
非公開
自己紹介:
「樋口生花店」

所在地
 兵庫県神戸市灘区
 水道筋3丁目1
 灘中央市場内

 (灘中央市場北入口を
 入って北側2軒目)


営業時間
 8:15~18:15


休業日(曜日により変更することがあります)
 お盆終了後2日間
 1月1日~1月7日
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