Kobe Shitamachi No Hanaya 忍者ブログ
戦後間もない昭和23年創業、よそ行きの花、特別な時の花ではなく、お家で日常的に楽しんでいただける花、毎日神棚や仏壇にお供えする花を得意としております。 種類は多くありませんが、新鮮で長持ち、しかも納得価格です。 三代目とその妻の、花絡みのボヤキをどうぞ…
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花屋の8月9月は毎年のことながら飛ぶように過ぎていきます^^;
今年の彼岸が例年と違っていたのは、仕入れ値の暴落がかなり激しかったことです。
いいですか、「暴落」が更に「激しい」んですよ。
まずはお盆からの流れで高値で始まり、21日にはいきなり大暴落´Д`;

何故そんなことが起こるのか。
三代目曰く、スーパーなどに出店していたりして何が何でも彼岸用の商品を揃えなければならない花屋が多くセリで取り合いになって値段が上がるが、いざ彼岸に入ると全く売れず店頭に在庫を抱えて買い足す必要もないので下がってしまう、と。
このタイミングで、ラッキー!とばかりに買い漁っても廃棄用の在庫が増えるばかりで、ちっともいいことはありません。
三代目は、高い時は無理に買わない、安くても要らなければ買わない主義ですから、「そんなこと」に巻き込まれて無駄遣いをせずに済みましたが、当店の周りでも年々お墓参りはお盆か彼岸かどちらかだけにする人が増えてきているようで…
お盆と彼岸が近いのは昔からなのにねぇ。

ところで、今夜は中秋の名月です。
神戸はこんな感じ^^
昔も今も変わらないものも、きっとあるよねっ。
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あっという間にお盆も過ぎ、もう秋の彼岸が見えてきました。
今年は特に花が高く、三代目は仕入れにかなり苦労していましたが、たまにこんな時がなければ花の生産者はやってられないでしょう。
お盆のハスも総じて高値でしたが、例えばこんなのは少々お安い。
派手に曲がってますねー^^;
でも、切り花のハスとしてはとても珍しく綺麗に咲きました。
仕入れた当初は当然蕾だったんですよ。
この2日後にはあっさり散ってしまって、やはり値段なりのものだったのかとちょっと残念。
実はその後もずっと水に生けておいたところ、どんどん茎が真っ直ぐになっていったのですが、それも何とも間が悪い。
順序が違えばもっと高値が付けられただろうに、人間も植物も要領の悪いのはいるもんですね。
因みに、こちらは上野の不忍池のハスです。
直径30cmぐらいはあろうかという立派な花です。
切らなければこんな風に育ったかもしれないのに、切り花とは因果なものです。
だから、私は折れてしまったりして連れて帰った花はできるだけ長く見た目が限界を超えてからも暫くは生けておき、最終形態を見届けるようにしています。
それで結構いろんな発見があったりもします。
思いがけず根が生えてきたりして結構面白いんです^^

そもそも、仏花や墓花は生き物の命に思いを馳せるよすがであるという考え方もあり(いわば緩やかなメメント・モリですかね)、だとしたら尚更、花は美しさを愛でるだけでなく自然に枯れていく姿を見ることにも意味があると思うのです。
うーん、奥が深い。
台風やら大雨やら猛暑やら、何かと落ち着かないこの7月でした。

当店の入っている建物は阪神淡路大震災でギリギリ倒壊しなかった部類なので、もうあちこちに問題を抱えています。
ネズミ問題も迷惑ですが、雨漏り問題もかなり迷惑でして…
ところが根本的に直すとなると建て替えも視野に入れた大改造になってしまい、それはきつい。
従って、当面は応急処置で騙し騙し過ごすしかないのです。
以前から大雨に備えて私の手の届く所で最も水源(?)に近いと思われる2階のベランダの壁に棚を作り壁に沿うよう細長いバケツを置いていたものの、ここ最近の雨はそのバケツを軽く超越する天の恵みであり、結果、1階店舗の花の上にまで降り注がんとするので、どうしたものかと思案していました。

そこで遂に編み出した秘密兵器がコレ!
普通のプランターにホースを取り付けましたよ。
ホースの先は大きな樽で安心の大容量です。

翌日は早速の雨模様でしたが、作戦通り水はうまいこと流れてくれました。
本格的な台風シーズンは、取り敢えず乗り越えられそうです。
ある日の店番中、珍しく大阪の実家の母から電話がありました。
こんな時に何?と聞けば、大変困った様子で、実家の敷地内に生まれたての子猫が3匹いるのだと言う。
市役所や保健所に問い合わせるも、死んでいれば取りに行くが生きているなら保健所へ持ってきてくださいと言われ、猫3匹を携えてバスを乗り継ぐのは困難な母は途方に暮れ、私に救援要請をしたという訳です。

仕方がないので、明日でよければ私が車を出すけど、もしかしたら親猫が来るかもしれないから待ってみようということになりました。
そして1時間後。
案の定、戻ってきた親猫は三日月形になって子猫達にお乳をやっており、困惑迷惑最高潮の母が思わずコラーっと一喝すると、まだ目も開かない3匹を残してすっ飛んで逃げていったそうです(´Д`)
更に30分後。
現場には子猫が1匹のみ。
多分ここは子育てに不適切であると判断した親猫が、子猫を順にくわえて連れ去ったのでしょう。
リアルクロネコヤマトのマークですな。
残りの1匹も連れていってくれるのかなー
まさか放置とか…
とにかく新たな動きがあるまではと、待つこと2時間半。
遂に全員いなくなったとの嬉しい知らせが!
生きている子猫を保健所へ連れていくのも、死んだ子猫を市の環境局に引き渡すのも、どちらも寝覚めの悪い話です。
これでその夜は枕を高くして眠れました^^

ところで、実はここからが本題です。
子猫3匹の内、最後に残っていたのはどんな猫であったか。
私は、てっきり野生の掟として弱くて生命力の乏しい個体が見捨てられたのかと思いました。
たまたま戻ってみたら生きていたので連れていったのかと。
ところが、実際は一番大きくてよく動く元気な子が残り、小さくてほとんど動かない2匹が先にいなくなったのだと聞き、驚きと共に大いに感心しました。
つまり、親猫はしばらく目を離しても大丈夫そうな子を後回しにしたのです。
そもそも、1匹だけ見捨てて拠点を移すつもりならわざわざ戻ってこないだろうし、初めから全ての子猫を助けるためにその順番にしたのだと思います。
しかも、まるで明日私達が何をしようとしているかを知っているかのような、素早い判断と行動です。
何て賢いのでしょう。
唯一の過ちは人迷惑な場所で出産したことですが、それはまあ、猫にはあり勝ちな判断ミスです。

顧みるに、私は果たしてこの猫に負けないぐらい適切に皆が幸せになれるように物事の優先順位を決められるだろうか、迅速に行動に移せるだろうか…
一介のノラネコに「至誠」を見ました。
新緑の季節ですね〜^^
山桜の後の六甲山が青々と綺麗です。
しかし花屋には、毎年この時期特有の悩みがあります。
それは、サカキや下草(ヒサカキ)の新芽問題です。
土に根付いて生えている時は、この新芽が育ちやがてしっかりした葉になり命を継承していくのに、切ってしまうとほとんど育たずチリチリパラパラと落ちるばかりのしょーもない存在と化すという。
当店にとって年中欠かすことのできない主力商品なのに、状態の良い物が作れないため市場に入ってくる量も少なく、入荷しても新芽は避けられない。

今年も始まりましたよ〜´Д`

そこで、幸か不幸かとても暇な時(そら不幸やろ!)、新芽の掃除をしてみました。

うん、いけるやん。
季節が進み、もっと激しく新芽だらけになったら無理だけど、今なら新芽を取ってもスカスカにはなりませんね。

そうそう、新芽取りからのシンメトリーですが、まあそう寒くならずに…
サカキでも仏花でも墓花でも、基本同じ束を対(つい)で供えます。
ざっくりシンメトリーです。
これはシンメトリー即ち「対称形」は「円」である(円はその中心線で切り分けると必ず対称形となるので、対称形の代表みたいなもの)と考え、「円」は「輪廻」「永遠」「縁」に繋がるという、幸せを願う想像力が具現化した習慣のようです。

と、オヤジギャグでこじ付けてみましたf^^;
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プロフィール
HN:
Lantana
性別:
非公開
自己紹介:
「樋口生花店」

所在地
 兵庫県神戸市灘区
 水道筋3丁目1
 灘中央市場内

 (灘中央市場北入口を
 入って北側2軒目)


営業時間
 8:15~18:15


休業日(曜日により変更することがあります)
 お盆終了後2日間
 1月1日~1月7日
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