戦後間もない昭和23年創業、よそ行きの花、特別な時の花ではなく、お家で日常的に楽しんでいただける花、毎日神棚や仏壇にお供えする花を得意としております。
種類は多くありませんが、新鮮で長持ち、しかも納得価格です。
三代目とその妻の、花絡みのボヤキをどうぞ…
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桃の花は予言通り高くなってきました。
いくら高くても3月3日を意識して桃を始めいろいろな種類の花を置いていた通りすがりの量販店、全く売れていないどころか足を止める人さえほとんどいないようです。
年々花屋という商売は厳しくなっています。
三代目が若い頃は、ただ商品を置いておけば何も考えなくてもさっさと売れてしまうものだったそうです。
どこのお店もよく儲かっていました。
今は、その利益を取り崩して繋ぐか、儲かったら儲かっただけパーッと使ってしまった人は借金を重ねるか、です。
幸い三代目は「パーッと派」ではなかったのですが、それでもお金には限りがあります。
どげんかせんといかん…、いや、どないかせなあかんのですよ。
と、既存の花屋が悩んでいる間に、新規開店が後を絶たないという事実。
花屋は資格も要らず、食べ物屋のような厨房設備や座席などの出店コストも掛からないので気軽に始めやすいのでしょう。
でも、世の中そんなに甘くはない。
花屋は今最も利益の出難い商売だと思います。
恒常的に相場の乱高下が激しく、しかも最近は売れないため廃棄率が高い。
これから花屋をしようと思っている皆様、既にやらかしてしまった皆様、失うものがなくならないうちに、よく考えてくださいね。
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