Kobe Shitamachi No Hanaya 忍者ブログ
戦後間もない昭和23年創業、よそ行きの花、特別な時の花ではなく、お家で日常的に楽しんでいただける花、毎日神棚や仏壇にお供えする花を得意としております。 種類は多くありませんが、新鮮で長持ち、しかも納得価格です。 三代目とその妻の、花絡みのボヤキをどうぞ…
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早くも年末商戦真っ只中です。
年末といえば正月、正月といえばこれ。

千両です。
綺麗な実がもったいなくて、短い切れ端でも連れて帰ってしまいます。
だから、毎年この時期になると家中がこんなものだらけになります。

そして、これは去年の今頃我が家に来た千両。


すっかり水栽培が気に入ったようで、根が生えてどんどん伸びて容器に沿ってとぐろを巻いています^^

初めにあった大きく立派な葉が何か月もかけて枯れて落ちたと思えば、しばらくするとこんな風に新芽が出て、千両2013年バージョンはネクストステージに進んだようです。

さて、このまま部屋の中で育てるか、土に植えて千両の木を狙うか。
暖かくなったら、本人に聞いてみようと思います。
実は私が持ち帰った切り花からこれ程長期にわたって安定定着するものは数少ないのですが、こういうのを見ると、生きてるんやなぁ、と改めて感心します。
次々とやってくる千両2014のサバイバル、一年後が楽しみです。

ところで、この年末の花は三代目曰く未だかつてない高値だそうです。
とにかく、モノがない。
寒い時期の産地である沖縄が、今年何度も襲来した台風にやられたからです。
年末や彼岸やお盆などに花屋の花が高いと、売れる時に意図的に値を上げて高利益を狙っていると思われがちですが、それはハズレ。
今回のように市場に出る商品自体が品薄だったら勿論のこと、それでなくても大きな物日(もんび)はどの花屋も商品を確保したいので、取り合いになって仕入れ値が上がってしまうのです。
しかも、価格競争の激しい地域では仕入れ値に見合った売値を付けにくいのが現状です。
やれやれ…
でも、仕入れ値が高いといいこともあるんですよ。
安ければ要らないものまで大量に仕入れて結局売れずに廃棄するという、最も愚かな失敗を回避できます。
そんな訳で、当店今年最後の目標はズバリ「売り切れ御免」!
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プロフィール
HN:
Lantana
性別:
非公開
自己紹介:
「樋口生花店」

所在地
 兵庫県神戸市灘区
 水道筋3丁目1
 灘中央市場内

 (灘中央市場北入口を
 入って北側2軒目)


営業時間
 8:15~18:15


休業日(曜日により変更することがあります)
 お盆終了後2日間
 1月1日~1月7日
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