戦後間もない昭和23年創業、よそ行きの花、特別な時の花ではなく、お家で日常的に楽しんでいただける花、毎日神棚や仏壇にお供えする花を得意としております。
種類は多くありませんが、新鮮で長持ち、しかも納得価格です。
三代目とその妻の、花絡みのボヤキをどうぞ…
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花や花瓶の水には、感染症の原因となる緑膿菌という細菌が潜んでいる恐れがあります。
そんな訳で、お見舞い用生花の持ち込みを禁止する病院が増えているそうです。
そのことによる生花の需要の縮小は勿論、病院内で営業していた生花店の撤退など、業界への影響は少なくなく、実に困った問題であります。
しかし、花の持つ癒し効果を取るか、安全を取るか、花に携わる者が言うのも何ですが、優先されるべきは当然後者でしょうね。
花の衛生面を改善できればいいけれど、かなり難しそう…
何たって、彼岸も終わり墓花製造も一段落したというのに私の右手の親指はこの有様です。
花って目に見えるだけでも結構ババちいんだから、見えないモノはそりゃあもうどんだけくっついているか(>_<)
それに、花は生き物ですから水を換えたり傷んだところを切ったりと世話を焼かなければなりません。
元気な時なら楽々こなせることでも、入院中だとひどく疲れたりもするでしょう。
当然身体が弱っているのだから、細菌に対する抵抗力も弱い。
他に手伝ってくれる人がいなくてつい放ったらかしになると、折角の癒し効果も発揮されない。
余計な感染リスクはあるわ、癒せないわで、花だってきっと不本意ですよ。
清潔な花ってことなら造花やドライフラワーやプリザーブドでいいのでは?などという意見も聞こえてきそうですが、生花とその他では癒しの力が全然違います。
見た目の美しさだけでなく、生きているということが大変重要なのです。
生きて、変化していく。
この生命力が、たとえ最後に枯れてしまっても、癒しの原動力なんだと思うのです。
でも、生きていれば腐敗して細菌の温床にもなりやすい。
つまり、安全でしかも癒される生花というものは、現時点では無理っぽい。
ふー、いくら考えてもぐるぐる回るばっかりやー。
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