戦後間もない昭和23年創業、よそ行きの花、特別な時の花ではなく、お家で日常的に楽しんでいただける花、毎日神棚や仏壇にお供えする花を得意としております。
種類は多くありませんが、新鮮で長持ち、しかも納得価格です。
三代目とその妻の、花絡みのボヤキをどうぞ…
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いつものように、折れたのを連れて帰ってきました。
花弁が多く賑やかで色もオシャレ、それにとってもいい香り^^
八重咲きの百合は珍しく、値段も高いのですが、このコルバラは1本に6~7輪も付いて三代目曰く結構安かったと。
何故か?
それは、中途半端だからです。
1本に付く花が八重だったり一重だったりと、どっち付かずだからです。
八重の品種は元々一重だったのに何かの拍子で八重になったものを掛け合わせてできたと思われるので、逆も然り、何かの拍子で花弁が減ってしまうことだってあるでしょう。
でも高値で売れるのは、綺麗に揃って八重なら八重、一重なら一重、どちらかなのです。
この花の付いていた個体は、紙一重でどちらにもなり切れず安く叩かれてしまった気の毒な1本なのですね。
何でもありの自然界で起こった実にナチュラルな突然変異、たとえるなら幸運の四つ葉のクローバーみたいなもんなのにねえ。
あーあ、いつからこんな自然物にまで規格を押し付けるようになってしまったのか。
商品として扱うためには致し方ないこととは言え、何だか残念。
しかしちゃんと市場に出て三代目という買い手が付いて、当店でも「綺麗!」と買っていかれるお客様がいるのは幸いです。
また最近、花は綺麗だけど葉は生育過程で夏の高温にやられて茶色くチリチリになったり病気で見た目の悪いツブツブがあったりする小菊が、墓花や仏花への加工用としてセリに出てくるそうです。
実際墓花や仏花のように束ねたまま生ける場合あまり葉がわさわさ付いていると腐りやすいため悪い葉は尚更遠慮なく掃除するものなので、何の問題もありません。
生産者も折角苦労して育てたものが売れるし、花屋は訳ありのお買い得価格で仕入れられるし、花はいきなり引っこ抜かれて捨てられずに済むし、これが本当の三方良しです。
(いや、「売り手良し」「買い手良し」「世間良し」ですがね^^;)
しかしちゃんと市場に出て三代目という買い手が付いて、当店でも「綺麗!」と買っていかれるお客様がいるのは幸いです。
また最近、花は綺麗だけど葉は生育過程で夏の高温にやられて茶色くチリチリになったり病気で見た目の悪いツブツブがあったりする小菊が、墓花や仏花への加工用としてセリに出てくるそうです。
実際墓花や仏花のように束ねたまま生ける場合あまり葉がわさわさ付いていると腐りやすいため悪い葉は尚更遠慮なく掃除するものなので、何の問題もありません。
生産者も折角苦労して育てたものが売れるし、花屋は訳ありのお買い得価格で仕入れられるし、花はいきなり引っこ抜かれて捨てられずに済むし、これが本当の三方良しです。
(いや、「売り手良し」「買い手良し」「世間良し」ですがね^^;)
このようにできるだけ無駄なく上手に商品を流通させることが、花業界の発展を推し進める…ではなく衰退に歯止めを掛ける…ではなく衰退のスピードを緩めることに繋がるのかなぁ、と思ったりします。
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