戦後間もない昭和23年創業、よそ行きの花、特別な時の花ではなく、お家で日常的に楽しんでいただける花、毎日神棚や仏壇にお供えする花を得意としております。
種類は多くありませんが、新鮮で長持ち、しかも納得価格です。
三代目とその妻の、花絡みのボヤキをどうぞ…
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先月お話しした薔薇、結論から言うとダメでした…
あの後、茎が段々黒くなってきて表面が腐敗モードに突入したので、
これはイカンと黒くヌルヌルしたところを取り除き、
水中は水分が多過ぎるということで土に挿して 2週間ほど様子を見たのですが、
ーーん、やっぱりイカンものはイカン。
これはイカンと黒くヌルヌルしたところを取り除き、
水中は水分が多過ぎるということで土に挿して 2週間ほど様子を見たのですが、
ーーん、やっぱりイカンものはイカン。
5月22日のことです。
茎のシワシワ加減、下から広がる黒変、水が吸い上げられず萎れた葉、どう見てもアウトでしょう(´Д`)
花を育てるのは実に難しいものです。
そうかと思えば、昨日店番をしていると、微かに「チュー、キュー」と聞き覚えのある声が…
いつもの天井裏の祭りとは違う、バタバタ走り回る音がしない。
もしやと思い物陰に仕掛けたベタベタ付きのマットを見に行くと、案の定くっついておりました。
正につきたてほやほやで、まだ体力もあるようで何とか逃れようと努力していますが、はっきり言って無駄です。
今まで、なるべくなら捕獲ではなく駆除の方向で、と彼らが食事をしそうな狭い所には新聞紙を軽く丸めて詰め込み、花にアクセスしやすい広い空間にはイルミネーションを点滅させと対策を施してはいたのですが、老朽化が進む一方の建物は至る所隙だらけで根本的な解決には遠く及びません。
過去に何度かマットの上でご臨終を迎えたものは発見しましたが、春の繁殖期で個体数が増えたからでしょうか、遂に初めて現世で絶賛活動中のものと対面してしまいました。
最近の菊やカーネーションの甚大な被害を考慮すると、この者は極刑に処するのが妥当であることは言うまでもないのですが、実際には直接手を下すのではなく放置するだけなので、まだ親切な方です。
しかし、粘着マットを半分にたたんで挟み、新聞紙で包んでごみ袋に投入するにあたり、この者には徐々に体力が弱ると共に諦めの境地に達し悟りを開いてから往生してくれることを願わずにはいられませんでした。
枯れそうな植物を何とか蘇らせようとすることもあれば、今生きている動物を見殺しにせざるを得ないことだってある。
そんな小さな矛盾を飲み込みながら、日々生きています。
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