戦後間もない昭和23年創業、よそ行きの花、特別な時の花ではなく、お家で日常的に楽しんでいただける花、毎日神棚や仏壇にお供えする花を得意としております。
種類は多くありませんが、新鮮で長持ち、しかも納得価格です。
三代目とその妻の、花絡みのボヤキをどうぞ…
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
お盆を過ぎても切花が高い!
困った困った…
おまけにこの暑さで当店周辺では人影もまばらです。
廃棄率の低さが強みの当店でさえ、さすがにどうしようもなくなる花が多々あります。
他店の話を聞くと、大体3割ぐらい廃棄するようです。
7000円の物を1万円で買ってしまったのなら何となく仕方ない気がしますが、3000円捨てていると思うと何とも切ないなぁ。
夏の困ったものと言えば、もう一つ、「虫」です。
墓花や仏花によく使うケイトウには時々イモムシが住んでいます。
柔らかい葉っぱがかじられ、黒くて丸くてべチャッとした排泄物が点々と付いていれば、大抵潜んでおいでです。
私は昔から幸いあの手のモノは素手で摘まんでご退場いただくぐらいは朝飯前で、ただ花の美観を損ねてくれることだけが迷惑なのですが、花屋さんで虫そのものが苦手な人はさぞかし難儀していらっしゃることとお察しします。
でも、あのイモムシって特に素早いわけでもなく、飛ぶわけでもなく、攻撃を仕掛けてくるわけでもなく、生まれてこの方ケイトウの葉しか食べたことがなく、従って排泄物もケイトウのカスだけという、全くもって大したことのない、人間が恐れ入ってひれ伏すほどの相手では決してありません。
見方を変えれば考え方も変わり、この世から苦手なものが一つ減る。
こうして怖いもの、困ったものをどんどん減らして最強(?)に近付きたいものです。
PR