戦後間もない昭和23年創業、よそ行きの花、特別な時の花ではなく、お家で日常的に楽しんでいただける花、毎日神棚や仏壇にお供えする花を得意としております。
種類は多くありませんが、新鮮で長持ち、しかも納得価格です。
三代目とその妻の、花絡みのボヤキをどうぞ…
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紅葉の綺麗な季節ですね。
今年の紅葉は今だけなのです。
来年、同じ紅葉が見られるとは限りません。
普段、自然の賜物である花をたくさん目にしていても、やはりナマの自然には心惹かれます。
それに、切花はある意味人工的な商品なのかな、と思うことも多々あります。
第一、殆どの花が厳重な管理下で栽培されている。
あれだけ大量にほぼ均一な品質で出荷するのにどれだけの手間暇がかかるのか、想像しただけで気が遠くなります。
なのに、消費者にとってはそれが当たり前で、同じ種類であれば、同じ大きさ、同じ太さ、同じ花付き、同じ開花時期、そして、等しく茎が真っ直ぐであることが好まれます。
同じ値段なら同じものを…となるのでしょうか。
花は生きているのだからそれぞれ個体差があり、そこが面白いのだと理解できそうなものなのにね。
また、少しでも花を育てたことがあれば、いつでも同じ形に育つことが如何に稀であるかも分かると思います。
花器に生けた時に工業製品のようにどれも皆同じ顔をしてきちんと揃っていることが、果たして生き物である花の値打ちであると言えるのか。
うーん、個人的独断的破壊的な花屋の私は、そのような方には年中同じ佇まいで私たちに癒しを与えてくれる造花をお勧めいたします。
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