戦後間もない昭和23年創業、よそ行きの花、特別な時の花ではなく、お家で日常的に楽しんでいただける花、毎日神棚や仏壇にお供えする花を得意としております。
種類は多くありませんが、新鮮で長持ち、しかも納得価格です。
三代目とその妻の、花絡みのボヤキをどうぞ…
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早速取り付けると、辺りには爽やかな森の香りとやらが漂い始め…って、これ、森かいなっっ!
でも、この製品に限らず人工的な森の香りって皆こんな感じのような気がします。
昔から文房具やシールに付いているイチゴの香りなんて、本物のイチゴとは似ても似つかないのに、堂々とイチゴの香りを名乗っていて、自分もそんなもんだと思っていた。
人工物から同じ匂いがすれば「うん、イチゴや。」と納得していた。
でも、本物がどんなものかも知っている。
つまり、人工と自然を脳内で無意識に分けてイチゴの香りを認識していたのでしょう。
だから、人工物から自然のイチゴの香りがすれば、結構驚いてしまうかもしれません。
何これ、イチゴやん!ってイチゴと書いてあるがなっ!と一人ボケツッコミです。
しかしながら本当に困るのは、本物の香りを知らないことだと思うのです。
店で花だらけの中にいるとどれがどの匂いか訳が分からなくなるけど、意識して嗅いでみるとそれぞれ違っていて面白い。
一口に百合だ薔薇だと言っても膨大な種類があり、香りも違います。
香りのみならず、人工的作為的なモノや情報に慣らされて、それが本物だと信じ込んでしまうことの怖さ。
これはこうだと思い込まされて思考停止、全て同じ方向へ誘導されてしまう。
勿論、操られていることにすら気付かない。
もしかして違うんじゃないかと言葉にすれば、猜疑心が強いとか協調性がないとか、ダメダメレッテルを貼られる。
そんな生き辛い世界に生きているのですよ、我々は。
奇しくも大手ホテルチェーンの食材誤表示(食材偽装)が明らかになり、いかに人の味覚というものはいい加減かと再認識しました。
勿論、偽装は大罪ですが、それを見抜けない人が大半だったとも言えます。
味覚の頼りなさに加え、伝統あるホテルの名の下で魅力的な言葉が躍るメニューと来れば、騙されない方が凄い。
多分、こんなのは氷山の一角でしょう。
今この瞬間も、全国の一流レストランの厨房でプルプル震えながら肉や魚を捌きジュースを注ぐシェフが少なくとも100人はいると思います。
いや、味や見た目で騙すのは簡単なのでしょう。
告発さえされなければ。
大衆に迎合できなくても騙されない人になりたいな。
いや、味や見た目で騙すのは簡単なのでしょう。
告発さえされなければ。
大衆に迎合できなくても騙されない人になりたいな。
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