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帰宅して玄関のドアを開けると、「くっさ~(TдT)」
キッチンやら洗面所やら、あらゆる排水口を嗅ぎ回っても、違う…
あ、もしや?!とひらめいて花瓶の傍へ行くと、いましたよっ、犯人が!
青々とした葉っぱにかわいらしい花、最近いきなり暖かい日があったりしてよく咲いたので、臭さも全開です。
非榊(ヒサカキ)!
下草とかビシャコとかシャシャキとか呼ばれるものです。
いつもひっそり仏花や墓花の一番後ろに束ねられ、名前まで「榊に非(あら)ず」って、何とも地味な木です。
おまけに花は葉っぱの裏側に付いているという…
それが、こんなカタチで自己主張するとは!
いや~参った参った。
ところでここ神戸では、神棚には榊(本榊)、仏壇やお墓には非榊を使いますが、関東以北や北陸では非榊を神棚に供えるのだそうですね。
へ~、知らなかった。
パッと見は枝振り、花の色や付き方などとても似ていて、だからこそ非榊が榊(=神の木)になるのでしょうが、あの香りは似ても似付かないぞ。
葉っぱもよく見れば、縁が滑らかなのが榊、ギザギザなのが非榊。
どちらもツバキ目ツバキ科だけど、榊はサカキ属、非榊はヒサカキ属、ってそのまんまやん!
さて、間もなく春の彼岸がやってきます。
彼岸の入りは3月17日です。
花粉だ黄砂だPM2.5だと、出掛けるのが不安になる今日この頃ですが、メガネやマスクでガードして素早くお墓参りに行きましょう。