戦後間もない昭和23年創業、よそ行きの花、特別な時の花ではなく、お家で日常的に楽しんでいただける花、毎日神棚や仏壇にお供えする花を得意としております。
種類は多くありませんが、新鮮で長持ち、しかも納得価格です。
三代目とその妻の、花絡みのボヤキをどうぞ…
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接客をしていれば、誰もが多かれ少なかれちょっと両手広げてウェルカムとは言い難い人と遭遇することがあるかと思います。
そんな時、どうやってその微妙に心が乱れそうな時間を乗り切るか。
ひたすら作り笑顔でやり過ごす?
余計なことを考えないように淡々と事務的に応対する?
あからさまに態度に表す?
私は…
私は…
思いっ切り想像力を働かせます。
そしてその人の子供時代を想像します。
小学校低学年ぐらいで、元気に遊ぶ姿、宿題をする姿、お喋りをする姿、等々。
今、大人になってここにいるということは、必ず子供の頃があったということです。
どんな人でもそれなりに可愛かったはずです。
そう考えると、不思議と平常心を取り戻せます。
この作戦で、多分平均値よりも沸点低目の私でも幾多の危機から救われました。
接客でお悩みの皆さん、よかったら試してみてねっ(・ω・)ノ
しかし、そもそもそんな技を使わなくても平常心を保てるようにならないといけないんでしょうね。
う~ん、いまだ木鶏たりえず、か^^;
う~ん、いまだ木鶏たりえず、か^^;
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早くも年末商戦真っ只中です。
年末といえば正月、正月といえばこれ。
だから、毎年この時期になると家中がこんなものだらけになります。
そして、これは去年の今頃我が家に来た千両。
さて、このまま部屋の中で育てるか、土に植えて千両の木を狙うか。
暖かくなったら、本人に聞いてみようと思います。
実は私が持ち帰った切り花からこれ程長期にわたって安定定着するものは数少ないのですが、こういうのを見ると、生きてるんやなぁ、と改めて感心します。
次々とやってくる千両2014のサバイバル、一年後が楽しみです。
ところで、この年末の花は三代目曰く未だかつてない高値だそうです。
とにかく、モノがない。
寒い時期の産地である沖縄が、今年何度も襲来した台風にやられたからです。
年末や彼岸やお盆などに花屋の花が高いと、売れる時に意図的に値を上げて高利益を狙っていると思われがちですが、それはハズレ。
今回のように市場に出る商品自体が品薄だったら勿論のこと、それでなくても大きな物日(もんび)はどの花屋も商品を確保したいので、取り合いになって仕入れ値が上がってしまうのです。
しかも、価格競争の激しい地域では仕入れ値に見合った売値を付けにくいのが現状です。
やれやれ…
でも、仕入れ値が高いといいこともあるんですよ。
安ければ要らないものまで大量に仕入れて結局売れずに廃棄するという、最も愚かな失敗を回避できます。
そんな訳で、当店今年最後の目標はズバリ「売り切れ御免」!
え~、当店は墓花や仏花を結構得意としております。
そこで、今更ですが仏花はどれぐらい持つのか観察してみました。
今回の花は、黄色い大菊、白い大菊、黄色い小菊、白いスプレー菊、赤いカーネーション、紫のスターチス、そして下草と呼ばれるヒサカキです。
長持ち剤などは使わず、いつも通りに水は少な目で葉を濡らさないよう掃除して、様子を見て茎を少しずつ切って、と。
画像はクリックで拡大します。
画像はクリックで拡大します。
11月9日。黄色い小菊がほとんど撤去されました。この手の菊は茶色くなるので衰えが目立ちます。
11月11日。白いスプレー菊、無理矢理残している感じです。でも黄色と違ってあまり変色しないので、ま、いいか^^; あれ、いつの間にか黄色い大菊が消えている… 残念ながら、水がよく上がらず咲く前に首から上が腐ってしまいました。蕾が固いとたまにこんなことがあります。
11月14日。紅白頑張ってます。少しくたびれた感ありかな。
11月22日。白い大菊の中心が遂に茶色に… もう花弁の根元は腐ってますね。カーネーションも花弁の先が黒く萎れてきています。
どうでしょうか。
結構長持ちしますよね^^
こんな感じなので、傷んだものから少しずつ入れ替えていけば常に数種類の花がある状態を保てますね。
さて、花とは全く無関係ですが、久し振りの展示会やります。
ここにいる2匹の他にもいろいろなクマ、出します。
細かいものを作ると目の下にもクマ、出ます。
でも、出来上がった時の達成感がクセになります。
最寄り駅は、神戸のJR摂津本山か阪急岡本です。
宜しければどうぞ~^0^
宜しければどうぞ~^0^
いつものように、折れたのを連れて帰ってきました。
花弁が多く賑やかで色もオシャレ、それにとってもいい香り^^
八重咲きの百合は珍しく、値段も高いのですが、このコルバラは1本に6~7輪も付いて三代目曰く結構安かったと。
何故か?
それは、中途半端だからです。
1本に付く花が八重だったり一重だったりと、どっち付かずだからです。
八重の品種は元々一重だったのに何かの拍子で八重になったものを掛け合わせてできたと思われるので、逆も然り、何かの拍子で花弁が減ってしまうことだってあるでしょう。
でも高値で売れるのは、綺麗に揃って八重なら八重、一重なら一重、どちらかなのです。
この花の付いていた個体は、紙一重でどちらにもなり切れず安く叩かれてしまった気の毒な1本なのですね。
何でもありの自然界で起こった実にナチュラルな突然変異、たとえるなら幸運の四つ葉のクローバーみたいなもんなのにねえ。
あーあ、いつからこんな自然物にまで規格を押し付けるようになってしまったのか。
商品として扱うためには致し方ないこととは言え、何だか残念。
しかしちゃんと市場に出て三代目という買い手が付いて、当店でも「綺麗!」と買っていかれるお客様がいるのは幸いです。
また最近、花は綺麗だけど葉は生育過程で夏の高温にやられて茶色くチリチリになったり病気で見た目の悪いツブツブがあったりする小菊が、墓花や仏花への加工用としてセリに出てくるそうです。
実際墓花や仏花のように束ねたまま生ける場合あまり葉がわさわさ付いていると腐りやすいため悪い葉は尚更遠慮なく掃除するものなので、何の問題もありません。
生産者も折角苦労して育てたものが売れるし、花屋は訳ありのお買い得価格で仕入れられるし、花はいきなり引っこ抜かれて捨てられずに済むし、これが本当の三方良しです。
(いや、「売り手良し」「買い手良し」「世間良し」ですがね^^;)
しかしちゃんと市場に出て三代目という買い手が付いて、当店でも「綺麗!」と買っていかれるお客様がいるのは幸いです。
また最近、花は綺麗だけど葉は生育過程で夏の高温にやられて茶色くチリチリになったり病気で見た目の悪いツブツブがあったりする小菊が、墓花や仏花への加工用としてセリに出てくるそうです。
実際墓花や仏花のように束ねたまま生ける場合あまり葉がわさわさ付いていると腐りやすいため悪い葉は尚更遠慮なく掃除するものなので、何の問題もありません。
生産者も折角苦労して育てたものが売れるし、花屋は訳ありのお買い得価格で仕入れられるし、花はいきなり引っこ抜かれて捨てられずに済むし、これが本当の三方良しです。
(いや、「売り手良し」「買い手良し」「世間良し」ですがね^^;)
このようにできるだけ無駄なく上手に商品を流通させることが、花業界の発展を推し進める…ではなく衰退に歯止めを掛ける…ではなく衰退のスピードを緩めることに繋がるのかなぁ、と思ったりします。