[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
淡路島で開催中の「淡路花博2010 花みどりフェア」へ行ってきました。
メイン会場の「淡路夢舞台」「淡路島国営明石海峡公園」は、流石にゴールデンウイークらしく結構な人出で駐車場もほぼ満杯でした。
あまりお金を掛けずにのんびり散策できるこのようなイベントは、不景気なご時世に持って来いといったところでしょうか。
やはりというか、当然というか、売店では飲食以外の物品は売れていません。
しかし、綺麗に整備され花が植えられたこの空間を維持するのに、400円(大人、明石海峡公園のみ)や800円(大人、夢舞台温室と明石海峡公園のセット)の入場料で賄えるのか心配になります。
税金も少なからず投入されていることだろうし。
肝心の花については、この寒さで八重桜が健在かと思えばチューリップはほとんど終了、薔薇にはまだ早く、少しタイミングが悪い感はありましたが、これが自然というものですよ。
そう考えると、どんな季節でも鑑賞に堪える切花用の花を育てるのはどれほど難しいことか!
7.5つ葉のクローバー!
見つけました^^
このまま育てば葉が完全に分裂して8枚になりそうなので
摘み取らず。
リビングストンデイジー
良く咲いています。
左寄りの奥に満開の八重桜も見えますね。
クリックで拡大どうぞ。
ブルーポピー
20年前、国際花と緑の博覧会(大阪)で有名になった
ヒマラヤの青いケシ。
ここで会えるとは!
テレビで、仕入れ値250~300円のキャベツを100円で販売すると150人の行列ができた八百屋さんが紹介されていました。
恐ろしい…
完全に買い手が有利な状況です。
力のある店もない店も、消費者の気を惹こうとなり振り構わず後先を顧みず低価格をアピールします。
このままの状態が続けば、大多数の小さな商店が廃業に追い込まれ、大きな所だけが生き残ることでしょう。
これも政府が推進した規制緩和の代償です。
聞くところによると、ヨーロッパという地域は規制だらけで、例えばある国においては日曜日は特定の業種しか営業してはいけないという決まりがあるのだそうです。
規制によって、買い手側はとても不便で売り手にとっては商売の機会を逃すといった大きなデメリットがある反面、風紀を乱す抜け駆けや安売り合戦は起こりにくい。
規制の強化と緩和、どちらも一長一短ですが、少なくとも我が国の場合数年前から急速に景気が悪化した原因はこの辺りにあるように思えてなりません。
つい先日、大阪で有名な老舗の駅弁屋さんが倒産しました。
にわかには信じ難い話で驚きましたが、それぐらい世の中の変化は速いようです。
ここ数日の競りでは、花の入荷量は野菜と同じく昨年に比べて少ないわりに、先日に引き続きあまり高くありません。
(流石にカーネーションだけは高騰してきましたが。)
これ即ち本当にどの花屋も売れていないということです。
何たって、当店で茎のしっかりしたカサブランカが1本4輪付き400円なのですから!
殆どの花屋に当てはまるでしょうが、母の日だからと言ってカーネーションを高く売ろうとしても売れません。
たとえ仕入れ値がべらぼうに高くても、そんな業界の事情はお客様にはわからないからです。
高売りは難しい。
でも宣伝の上手な店は、母の日の花をネットショップでしっかり利益の出そうな価格で大量に受注している模様です。
当店と同じコロンビア産のカーネーションを、コロンビアがどれだけ素晴らしい産地であるかという何とも購買意欲をそそられる説明付きで!
このお店の広報担当の方の爪の垢、さぞかし良く効くやろな…
花屋に限らず、どんな商売人も毎日が試行錯誤の繰り返しだと思います。
シベリア(百合) 高知産 1本400円
アルストロメリア 長野産 各色3本300円
ガーベラ 和歌山産 各色5本250円
春の彼岸も終わったことだし、ストレス解消にと赤穂市の坂越(さこし)という町へ行ってきました。
神戸から国道2号線をひたすら西へ西へと。
このところの寒さに救われたか、桜の最後の見頃といった風情や、高台にある大避(おおさけ)神社や妙見寺から見渡す穏やかな海の景色に癒されました。
坂越浦に浮かぶ生島(いきしま)は、大避神社のお祭りの時には多くの船が向かうそうですが、この日は人影もなく本当に静かで荘厳な佇まいを見せてくれました。
また赤穂市の手前、相生市の道の駅あいおい白龍(ペーロン)城で食べた牡蠣入り蒲鉾の天ぷらは絶品でした^^
最近、野菜の価格の高騰が取り沙汰されています。
切花も野菜と同じ農作物なので、いつもなら野菜が高ければ当然花も高いのですが、この度は珍しく少し安くなってきており、種類も豊富です。
今までがあまりにも高かった薔薇も、手頃な値段で提供できるようになりました。
しかし、売れません。
売れるのは仏花や菊、百合など花持ちの良いものばかりです。
母の日まではこのあたりの安定した相場が続くと思われますので、切花を買うなら今がチャンスですよ。
芍薬、入りました!
桜と坂越浦と生島
白龍城の門
カサブランカ(百合) 高知産 1本400円
コーラルチャーム(芍薬) 徳島産 2本300円