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東京の大田花きの社長のブログによれば、今年2月は関東地方の花市場は前年並みかやや上回ったところもあってデフレも止んだとありますが、どうでしょうか。
関西地方、特に神戸は日増しに厳しくなっているように思われます。
東京には全国からたくさんの荷物が集まり、一極集中でどうも東京の一人勝ちのようです。
関西では、購買力が弱まっているのに花屋は増えて、お互いが潰し合いをしているのが現状です。
もちろん当店としてもこのままでは駄目なので、いろいろ工夫して頑張っていくつもりです。
最近は消費者の見る目が変わってきて、小さな花瓶やグラスに入れられるような薔薇やカーネーション、チューリップやスプレー菊などが好まれ、シンビジュームは正月用の花としか見られず仕入れ値もかなり安くなっています。
これは致し方のないことで、我々販売店が消費者の動向を見極めて対処していかなければなりません。
本当に世の中の移り変わりは早いです。
この時期、当市場内の鮮魚店ではいかなごがよく売れます。
かつてはいかなごを取り扱う店が少なく、いかなごシーズンになると市場はそれはそれは大勢の人人人で溢れ返っていました。
本当に、今思えば夢のような光景です。
しかし最近はどこの店でも売っているので、残念ながら以前のような大行列は見られません。
当店は、桃の節句ということで高品質の桃の花を安価で販売したのですが、正直あまり売れませんでした。
他店も似たり寄ったりの状況らしく、日本人は最早桃の花を飾る余裕さえなくしてしまったようです。
このままでは、日本の国は大変なことになってしまいます。
トヨタの件にしても、アメリカ政府の作為的な行動のように思われます。
GMを復活させるために、トヨタの問題点をより大きく取り上げたのです。
それなのに、日本政府はほとんど見て見ぬ振りをしています。
日本車の素晴らしさは、全世界の人々が認めているはずです。
車に限らず、他の日本製の商品だってどこへ出しても恥ずかしくないものばかりでしょう。
先の春節には、日本の電気街で大量の電化製品をまとめ買いする中華圏からの旅行客の人々がテレビに映し出されていました。
オリンピックやワールドカップの年には「ガンバレニッポン」とばかりに国家について普段より意識することが多いものですが、我々日本人は、もう少し日本という国を大切にし日本人であることに誇りを持つべきだと思います。
カサブランカ(百合) 高知高石産 1本700円
アルストロメリア 長野上伊那産 3本350円
スプレーカーネーション 長崎西海産 5本300円
Aフラワーのテレビ放送が、花屋の間で問題になっている様子です。
その花業界に対する誤った認識を煽るような内容に、三代目も私も呆れてしまいました。
まず、全国の多くの花屋が仕入れ値にあんなに莫大な利益を上乗せした値段を付けているわけではありません。
せいぜい仕入れの倍近くで売るのが平均的な花屋の姿だと思います。
当店について言えば、ロスを見込まず値付けをしているので更に薄利で販売しています。
また、花のカジュアル化つまり一般家庭で日常気軽に飾れる花を提供することは、Aフラワーが先駆者ではなく、当店を含めた多くの店が何十年も以前から行ってきています。
Aフラワーの宣伝力、店舗の出店の仕方、従業員の管理体制などは素晴らしく、三代目ではかないませんが。
ただ、Aフラワーのように花屋の全国展開を進めるのと、当店のように一店舗で頑張っていくのと、将来どちらが生き残るのかという話になるとどうでしょうか。
周りを見渡しても、大きくなればなるほど倒産する確率が高い。
何年か前にも、当時マスコミに大々的に取り上げられて花業界の大成功者としてそれはもう飛ぶ鳥を落とす勢いだった花○レンティが、30億余りの負債を抱えて倒産した例だってあります。
花屋は大変利益を出しにくい商売なのですから。