[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
木曜日、三田市にある小山ロールで有名な「パティシエ エス コヤマ」へ行きました。
相変わらず、悪天候にも拘らず大勢の人です。
小山シェフは以前当店の近所の「ハイジ」というケーキ屋さんにいたのですが、皮肉にも当時は一度も買いに行ったことがなく、独立して遠方に店を構えてから時々訪れるようになりました。
ハイジの時は、地元で美味しいと評判ではあったものの、今のように並んで予約券をもらおうにも焼き上がりまでの待ち時間が長過ぎて諦めざるを得ない、などということはなかったのに…何やってるんだ私。
でも、同じ小山シェフのロールケーキなのにこの違いは一体??
「宣伝力」!!
もちろん美味しいのは今も昔も変わらないはずですが、こんな時代なので、インターネットの力も大きいでしょう。
お店のホームページや口コミサイト、今日の情報の伝播の勢いは十年前には考えられなかったなぁ。
確かに「パティシエ エス コヤマ」のケーキ、クッキー、チョコレート、マカロン、コンフィチュール、パン、皆とっても美味いです
ネット販売もありますよ^^
淡河(おうご)のチューリップは地元兵庫の花ですが、今年は残念ながらあまり取り扱いませんでした。
仕入れ値が高く、当店の購買層のニーズには合わないからです。
この不況では、一般にいくら物が良くても高いというだけで売れません。
しかし先日、高くても売れるいわゆる街の電気屋さんがテレビで紹介されていました。
そのお店は主に高齢者をターゲットとし、信じられないぐらい親切なアフターフォロー、電化製品の使い方の丁寧な説明なんかを超越した言わば何でも屋さんになることで、お客様の信頼を得ているのです。
商品がアフターサービスが必要不可欠な電化製品であるのに加え、長い年月を費やし、大勢のスタッフの善意と協力を得られて初めて成功する商売の形なので、誰にでも真似できるものではありませんが、こんな時代にそのような手法に踏み切る勇気と信念には本当に感心しました。
ところで、今日は寒いので温かくて美味しいものの話でも^^
台湾の台北駅近くの三越の裏手に、韓国式海苔巻のお店があります。
テイクアウトのファストフードですが、節分に丸かじりするあの海苔巻が、韓国海苔と温かいご飯と様々の暖かい具で柔らかめにできている感じのものです。
安くてボリュームたっぷりで病み付きになります。
きっとチェーン店だと思いますので、そんなお店を見つけたら是非食べてみて下さい。
シベリア(百合) 徳島産 1本500円
ソルボンヌ(百合) 徳島産 1本450円
スナップ(金魚草) 和歌山産 各色5本300円
台北の韓国海苔飯巻の店(クリックで拡大)
2年前、初めて食べて美味かったので
場所を忘れないために撮りました。
この彼岸は、1対(2束)1,100円の墓花ばかりが売れ、1本売りの大菊、スプレー菊、オリエンタル百合、その他の洋花が売れませんでした。
まさしく不景気です
今後もこのような状況がしばらく続くでしょう。
今回は仕入れ価格が高かったため、花を超安値で売る店は少なかったようです。
そんな中でも激安を打ち出している店があるとしたら…主に中国産を扱っていると考えられますね。
中国産と言えば、以前このブログで農薬の話をしました。
間違ってもかの国の菊を刺身のつまにしたり、薔薇の花びらを風呂に浮かべたりしてはいけません。
無論、花屋で売っている観賞用の花全体に言えることですが。
当店としては、これからも明確な産地表示を心掛け、お客様にアピールしていきたいと思っています。
今年の春の彼岸は、例年になく花の仕入れ価格が高いです。
卒業シーズンも重なり、尚更です。
しかしながら困ったことに、この不景気で、仕入れ値に見合った値段を付けても当店では売れません。
いつも来て頂いているお客様を裏切らないためにも、彼岸でも品質の良い花を納得価格で提供していますので、よろしくお願い致します!
彼岸といえば、沖縄の花です。
大量の切花が日本航空の貨物専用機、船舶、大型トラックなどで運ばれ、全国74もの市場で販売されます。
当店の主要仕入先である神戸花きにも、もちろん入ってきます。
沖縄の菊は品質が良く、特に小菊では濃い黄色の「太陽の金華」、濃い真紅の「太陽の南奈」が枝振りが綺麗でボリュームがあってお勧めです。
天候不順の中、花の生育をきっちり彼岸に合わせてくる生産農家の技術、努力にはいつも頭が下がります。
私達小売店も、その努力の結晶である花を一本たりとも無駄にしないよう販売していきたいと思います。